関東大学リーグ戦2部で激闘を繰り広げ、上位リーグへの昇格を虎視眈々と狙う山梨学院大学ラグビー部。近年ではリーグワンへ多くの選手を輩出し、大学ラグビー界での存在感を年々高めています。特にチームを牽引する歴代のキャプテンたちは、強烈な個性とリーダーシップでチームの歴史を紡いできました。
この記事では、2026年1月現在の最新情報を基に、山梨学院大学ラグビー部を率いてきた歴代の主将たちにスポットを当て、その功績と進路を詳しく解説します。これから入部を目指す高校生や、長年のファンにとっても見逃せない情報が満載です。
まずは、近年のチームを支えた主な歴代キャプテンと注目選手を一覧で確認しましょう。
| 年度 | 主将(キャプテン) | 出身高校 | 主な進路・備考 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 藥丸 兼臣 | 鹿児島実業 | チームスローガン「One Hard」を体現 |
| 2024 | 須藤 智樹 | 深谷高校 | 粘り強いFWプレーでチームを牽引 |
| 2023 | 小嶋 大士 | 日川高校 | 浦安D-Rocks(リーグワン) |
| 2019 | 磯部 尚輝 | 都留興譲館 | 初の共同主将制を採用(w/延山敏和) |
山梨学院大学ラグビー部 歴代 キャプテン 主将の系譜
山梨学院大学ラグビー部の歴史は、情熱あふれるキャプテンたちのリーダーシップによって形作られてきました。ここでは、近年のチームを象徴する歴代の主将たち一人ひとりの功績と、彼らがチームに残した遺産について詳しく掘り下げていきます。それぞれの時代背景と共に、彼らのリーダー像を振り返ります。
2025年度主将:藥丸兼臣のリーダーシップ
2025年度シーズン、チームの先頭に立ったのは鹿児島実業高校出身の藥丸兼臣キャプテンでした。彼は「One Hard」というチームスローガンを掲げ、選手全員がひとつの目標に向かってハードワークする文化を根付かせることに注力しました。特にリーグ戦での接戦において、彼が見せた精神的な強さはチームの大きな支えとなりました。
彼のプレースタイルは、自らが先陣を切って体を張り続ける泥臭いものであり、その姿は多くの部員を鼓舞しました。練習から一切の妥協を許さない姿勢は、下級生たちにも強い影響を与え、チーム全体の規律と士気を高める要因となりました。彼が築いた「戦う集団」としての基盤は、次世代へと確実に受け継がれています。
2024年度主将:須藤智樹の統率力
2024年度を率いた須藤智樹キャプテンは、名門・深谷高校出身のFWとして、セットプレーの安定とフィジカルバトルの強化に尽力しました。彼がキャプテンを務めたシーズンは、リーグ戦での上位進出が至上命題とされており、プレッシャーのかかる試合が続きましたが、常に冷静な判断でチームを導きました。
須藤キャプテンの特徴は、言葉だけでなく背中で語るリーダーシップにありました。苦しい時間帯こそ一番きつい仕事を選択し、味方を鼓舞し続ける姿勢は、多くのファンや関係者から高く評価されました。彼の代に培われた「粘り強いディフェンス」は、山梨学院大学ラグビー部の新たな武器として定着しました。
2023年度主将:小嶋大士の飛躍
2023年度の主将を務めた小嶋大士選手は、地元山梨の日川高校出身であり、チームの精神的支柱として絶対的な存在感を放ちました。彼のリーダーシップの下、チームは結束力を高め、リーグ戦に挑みました。卒業後はリーグワンの浦安D-Rocksへと進み、トップレベルでの挑戦を続けています。
小嶋キャプテンの時代は、個々の能力を最大限に引き出す組織的なラグビーが展開されました。彼自身も高いスキルとラグビーIQを持ち、フィールド上の監督としてゲームをコントロールしました。リーグワンに進んだ現在も、山梨学院大学出身の誇りを胸に活躍しており、後輩たちの大きな目標となっています。
2019年度主将:磯部尚輝・延山敏和の共同体制
2019年度は、チームとして新たな試みである「共同主将制」が採用された記念すべきシーズンでした。バックスの磯部尚輝とフォワードの延山敏和が二人三脚でチームを牽引し、それぞれのポジションリーダーとしての視点を融合させることで、より多角的なチーム運営を実現しました。
この体制は、部員数が増加し多様化するチーム内において、コミュニケーションを円滑にする上で大きな効果を発揮しました。磯部選手が全体を俯瞰し、延山選手が現場で体を張るという役割分担が機能し、チームとしての一体感が強まりました。この年の挑戦は、その後のリーダー選出にも影響を与える重要な転換点となりました。
主将たちに受け継がれる「山梨学院魂」
歴代のキャプテンたちに共通しているのは、どんなに苦しい状況でも決して諦めない「山梨学院魂」です。関東大学リーグ戦2部という厳しい環境の中で、1部昇格という高い壁に挑み続ける姿勢は、代が変わっても色褪せることはありません。主将という重責を担った者だけが知る苦悩と喜びが、伝統として刻まれています。
彼らは単なる競技者としてだけでなく、人間としても大きく成長し、社会に出てからも各分野でリーダーシップを発揮しています。ラグビーを通じて培った不屈の精神と仲間を思う心は、卒業後の人生においても彼らを支える大きな財産となっています。この精神こそが、山梨学院大学ラグビー部の真髄と言えるでしょう。
世界で活躍するOBとリーグワンへの道

山梨学院大学ラグビー部は、国内トップリーグのみならず、国際舞台で活躍する選手も輩出しています。ここでは、チームの歴史に名を刻んだ偉大なOBたちと、現在進行形で輝きを放つ選手たちの活躍を紹介します。彼らの存在は、現役学生にとっての希望であり、目標そのものです。
ティモシー・ラファエレの衝撃
山梨学院大学ラグビー部の名を全国、そして世界に轟かせた最大の功労者の一人が、ティモシー・ラファエレ選手です。日本代表としてラグビーワールドカップで活躍した彼のキャリアは、山梨学院大学での4年間が土台となっています。彼の華麗なパスワークとステップは、大学時代からすでに異彩を放っていました。
ラファエレ選手の活躍は、地方大学からでも日本代表になれるという事実を証明し、多くの留学生や日本人選手に勇気を与えました。彼は単なるスター選手ではなく、山梨学院大学ラグビー部が持つポテンシャルの高さを象徴する存在です。彼のプレーを見て、山梨学院への進学を決めた選手も少なくありません。
加島DJと若き才能たち
近年、リーグワンで注目を集めているのが、2023年に卒業した加島DJ選手です。在学中からその高い身体能力と突破力で注目され、アーリーエントリー制度を利用して三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。彼の活躍は、2部リーグ所属の大学からでもトップレベルで通用することを示しています。
加島選手のように、近年ではフィジカルとスキルを兼ね備えた選手が次々と育っています。大学での厳しいトレーニング環境と、実戦形式の練習が、即戦力として通用するタフさを養っているのです。今後も彼に続くような、インパクトのある選手がリーグワンの舞台に登場することが期待されています。
OBたちの多様な進路とネットワーク
プロ選手として活躍するOBだけでなく、多くの卒業生がラグビーを通じて得た経験を活かし、社会の様々なフィールドで活躍しています。企業チームで社業とラグビーを両立させる選手や、指導者として次世代の育成に携わる者など、その進路は多岐にわたります。このOBネットワークの広さもまた、チームの強みの一つです。
OB会や定期戦などを通じて、現役学生と卒業生の交流も活発に行われています。先輩たちからの直接的なアドバイスや支援は、現役選手にとって大きな励みとなり、卒業後のキャリアを考える上での貴重な指針となっています。縦の繋がりが強いことも、山梨学院大学ラグビー部の魅力的な文化です。
関東大学リーグ戦2部での激闘と歴史
山梨学院大学ラグビー部が所属する関東大学リーグ戦2部は、実力が拮抗する激戦区として知られています。ここでは、チームが歩んできたリーグ戦での戦いの歴史と、1部昇格にかける熱い想いについて解説します。毎シーズン繰り広げられるドラマは、見る者の心を揺さぶります。
1部昇格への果てしない挑戦
チームにとって最大の目標は、関東大学リーグ戦1部への昇格です。過去何度も入れ替え戦に挑み、悔しい涙を流してきましたが、その度にチームは強くなってきました。2部リーグの上位をキープし続けることは容易ではなく、安定した力を発揮し続けるためには、選手層の厚さと戦術の浸透が不可欠です。
昇格を目指す戦いは、単なる試合の勝敗以上の意味を持っています。それは、大学の誇りをかけた戦いであり、先輩たちの想いを背負った戦いでもあります。シーズン終盤の重要な試合で見せる選手たちの気迫あふれるプレーは、長年の悲願達成に向けた執念の表れであり、観客を魅了してやみません。
ライバル校との切磋琢磨
2部リーグには、拓殖大学や専修大学、国士舘大学など、強力なライバル校がひしめいています。これらの大学との試合は、常に接戦となり、ひとつのミスが勝敗を分ける緊張感のある展開となります。ライバルたちと切磋琢磨することで、山梨学院大学ラグビー部のレベルも年々向上してきました。
特に、留学生を擁する大学同士の対戦は、フィジカルとスピードが激しくぶつかり合う見応えのある試合となります。互いの手の内を知り尽くした相手との駆け引きや、意地のぶつかり合いは、リーグ戦のハイライトとも言えます。ライバルへの対抗心こそが、チームを成長させる原動力となっています。
ホームグラウンドでの熱狂
山梨学院大学のホームゲームでは、多くの学生や地元ファンが駆けつけ、熱烈な応援を送ります。地元山梨に根付いたチームとして、地域からの期待も大きく、ホームでの勝利は特別な意味を持ちます。グラウンドと観客席が一体となった雰囲気は、選手たちに普段以上の力を発揮させます。
近年では、SNSを通じた情報発信やライブ配信なども積極的に行われ、遠方のファンとも繋がりを持てるようになりました。それでもやはり、現地で感じるタックルの音や選手の声、そして勝利の瞬間の歓喜は格別です。ホームグラウンドは、チームとファンが絆を深める聖地となっています。
独自のチーム文化と強化方針
山梨学院大学ラグビー部には、他の大学とは一線を画す独自の文化と強化方針があります。ここでは、チームとしてのアイデンティティや、強さを支える具体的な取り組みについて紹介します。多様性を力に変えるチーム作りは、現代ラグビーにおける一つのモデルケースとも言えます。
国際色豊かなチーム編成
山梨学院大学ラグビー部の大きな特徴は、積極的に海外からの留学生を受け入れている点です。ニュージーランドやトンガなど、ラグビー強豪国からの選手がチームに加わることで、日常の練習から世界基準のフィジカルやスキルを体感できる環境が整っています。これが日本人選手のレベルアップにも直結しています。
言葉や文化の違いを乗り越え、ラグビーという共通言語でひとつのチームを作り上げる過程は、学生たちにとって貴重な人間形成の場となっています。多様なバックグラウンドを持つ選手たちが互いを尊重し合い、「One Team」として機能した時、山梨学院大学は爆発的な攻撃力を発揮します。
フィジカルと基本スキルの徹底
チームの戦術の根幹にあるのは、強靭なフィジカルと正確な基本スキルです。相手に当たり負けしない身体作りは入学直後から徹底され、ウエイトトレーニングや食事管理には科学的なアプローチが取り入れられています。これにより、コンタクトプレーでの優位性を保ち、試合の主導権を握ることを目指しています。
また、派手なプレーよりも、ハンドリングエラーを減らす、確実なタックルを決めるといった基本プレーの精度にこだわります。どんな天候や試合状況でも崩れない、堅実なラグビーを展開することが勝利への近道であるという哲学が、コーチ陣と選手の間で共有されています。
山梨学院高校との連携強化
近年、全国高校ラグビー大会(花園)での活躍が目覚ましい山梨学院高校との連携も強化されています。同じキャンパス内で活動する利点を活かし、合同練習や指導者の交流が行われることで、一貫した強化体制が構築されつつあります。高校から大学へと進学し、主力として活躍する選手も増えています。
高校・大学が一体となって「山梨学院ラグビー」のブランドを確立することは、優秀な選手のリクルートにも好影響を与えています。高校時代のチームメイトと大学でも共にプレーできる安心感や、慣れ親しんだ環境で競技を継続できるメリットは、選手にとって大きな魅力となっています。
2026年度シーズンに向けた展望

2026年1月現在、チームは新体制への移行期を迎え、来たるべき2026年度シーズンに向けた準備を進めています。ここでは、新シーズンの見どころや、期待される変化、そしてファンへのメッセージをまとめます。新たな歴史の1ページが、まもなく刻まれようとしています。
新チームの始動と目標
2026年度の新チームは、前年度の課題であった「勝負所での決定力不足」を解消すべく、春季オープン戦から実戦感覚を養うことに重点を置く見通しです。新キャプテンの選出と共に、新たなリーダーたちがどのようにチームの色を作っていくのか、その手腕に注目が集まります。目標はもちろん、悲願の1部昇格です。
春から夏にかけての合宿では、例年以上にハードなフィジカルトレーニングが予想されます。個々のパワーアップを図りつつ、新戦術の落とし込みを行うこの期間が、シーズンの行方を左右する重要な時期となります。選手たちは、厳しい練習を通じて自信と結束力を高めていくことでしょう。
期待のルーキーと戦力底上げ
新入生の中には、高校ラグビー界で名を馳せた有望な選手たちも含まれており、即戦力としての期待がかかります。彼らが上級生と融合し、ポジション争いを活性化させることで、チーム全体の戦力底上げが図られます。特にバックス陣のスピードと決定力には、新たな風が吹き込む予感があります。
また、下級生の頃から試合経験を積んできた現3年生(新4年生)の成熟も楽しみな要素です。彼らが最上級生としての自覚を持ち、プレーでチームを引っ張ることができれば、上位リーグの強豪とも互角以上に渡り合える強力なチームが完成するはずです。若手の台頭とベテランの安定感が鍵となります。
ファンと共に歩む未来
山梨学院大学ラグビー部は、ファンの応援を最大のエネルギーとして活動しています。2026年度シーズンも、グラウンドでの熱い声援が選手たちの背中を押すことでしょう。公式SNSやウェブサイトを通じて、試合日程や選手情報をこまめにチェックし、ぜひ会場で生の迫力を体感してください。
チームは、地域貢献活動やラグビースクールとの交流などを通じて、愛されるクラブ作りにも力を入れています。ラグビーを通じて山梨を元気にし、ファンと共に喜びを分かち合うこと。それこそが、山梨学院大学ラグビー部が目指す未来の姿です。これからも彼らの挑戦から目が離せません。
まとめ
山梨学院大学ラグビー部の歴代キャプテン・主将たちは、それぞれの時代で困難に立ち向かい、チームの歴史を築き上げてきました。2025年度の藥丸兼臣主将、2024年度の須藤智樹主将、そして2023年度の小嶋大士主将と、そのバトンは確かな熱量を持って受け継がれています。
ティモシー・ラファエレ選手や加島DJ選手のようなトップレベルで活躍するOBの存在は、現役選手にとって大きな道標です。関東大学リーグ戦2部という厳しい舞台で揉まれながらも、1部昇格を目指してひたむきに努力を続ける彼らの姿は、見る者に勇気を与えてくれます。
2026年度シーズンも、新たなリーダーの下で「山梨学院魂」を燃やし、熱い戦いを見せてくれることでしょう。ぜひ、スタジアムや配信で彼らの勇姿を目に焼き付け、その挑戦を応援してください。あなたの声援が、次なる歴史を作る力になります。



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