ラグビースクールジャパン試験倍率|難易度と2026年合格対策!

Rugby ball hidden in the sunset and shadow 高校大学ラグビー

「英国の名門が日本に上陸した」というニュースから数年。
千葉県柏の葉キャンパスに位置するラグビースクールジャパン(Rugby School Japan/RSJ)は、開校わずか数年で定員充足に近づくほどの人気を博しています。
多くの保護者が気になるのは「実際のところ、どれくらい難しいのか?」という試験倍率と、その中身でしょう。
本記事では、公表されにくい実質倍率の裏側と、合格を勝ち取るための具体的な対策、そして気になる大学進学実績までを深掘りします。

  • 公表されない「実質倍率」を読み解くヒント
  • CAT4試験と面接で重視されるポイント
  • 早稲田・慶應など大学ラグビー部への進学可能性

ラグビースクールジャパンの試験倍率|入試難易度の真実とは

ラグビースクールジャパン(RSJ)の入試において、最も多くの保護者が懸念しているのが「試験倍率」です。
しかし、インターナショナルスクールの入試は日本の一般的な偏差値や倍率とは異なる独自の基準で動いています。

ここでは、2026年度入試に向けた実質的な難易度と、合格への障壁となる要素を5つの視点で解説します。
数字だけでは見えない競争の激しさを理解することが、合格への第一歩となります。

公式倍率が「非公表」である理由と実態

まず前提として、多くのインターナショナルスクール同様、RSJも正確な受験倍率を公表していません。
これは「定員に対して何人が応募したか」という単純な競争ではなく、「スクールの基準(英語力や学力)に達しているか」という絶対評価の側面が強いためです。
ただし、開校時の教職員募集には約40名の枠に2,000名以上の応募があったという逸話があり、その注目度は世界レベルです。
生徒募集においても、特にYear 7(小学6年生相当)やYear 9(中学2年生相当)などの主要な入学ポイントでは、ウェイティング(空き待ち)が発生する可能性が高まっています。

Year 7〜9のエントリー競争が激化中

現在、最も入りにくいとされるのがYear 7からYear 9の「Lower School」および「Middle School」の段階です。
RSJは全寮制(ボーディング)と通学(デイ)の両方を提供していますが、特に通学枠は首都圏の教育熱心な家庭からの人気が集中しています。
2025年時点で全校生徒数は300名を超え、定員に向けた充足率が上がっているため、「入りたくても席がない」という物理的な倍率が発生し始めています。
早期の問い合わせと、オープンデーへの参加が必須の情勢です。

英語力という名の「見えない足切りライン」

単純な倍率以上に壁となるのが、求められる英語力の高さです。
RSJの授業は基本的に全て英語で行われるため、入学時点でCEFR B1〜B2レベル(英検2級〜準1級相当)の実用的な英語力が求められます。
特にYear 10(IGCSEコース開始学年)以降での入学を目指す場合、ネイティブレベルに近い学術英語力が必須となり、実質的な競争率は跳ね上がります。
「英語ができる」は前提条件であり、その上で「英語で何を学び、どう考えるか」が問われる試験となります。

面接で見られる「Attitude(姿勢)」の重要性

RSJの入試で特徴的なのが、学力試験(CAT4等)と同じくらい、あるいはそれ以上に面接(Interview)が重視される点です。
ここでは生徒本人の「Aptitude(適性)」だけでなく、「Attitude(姿勢)」が厳しくチェックされます。
「Whole Person(全人教育)」を理念に掲げる同校では、学業成績が優秀でも、寮生活やコミュニティへの貢献意欲が見えない生徒は不合格となるケースがあります。
つまり、倍率を突破する鍵は「この学校でどう成長したいか」を自分の言葉で語れる熱意にあります。

スカラーシップ(奨学生)枠の超高倍率

学費が高額なインターナショナルスクールにおいて、特待生制度(スカラーシップ)の枠は極めて狭き門です。
Academic(学業)、Art(芸術)、Sports(スポーツ)、Music(音楽)などの分野で募集がありますが、これらは通常入試に加え、追加の課題や実技試験、専門家による面接が課されます。
単に「得意である」レベルではなく、各種大会での顕著な実績や、プロフェッショナルなポテンシャルが求められるため、この枠の実質倍率は10倍〜20倍を超えることも珍しくありません。

早稲田・慶應への進学は?大学ラグビー部へのルート

A white rugby ball placed on the stadium

ラグビーという名を冠する学校だけに、卒業後の「大学ラグビー部」への進路も気になるところです。
RSJはあくまで進学校ですが、その教育カリキュラムは日本のトップ大学への進学も十分に可能にしています。

ここでは、RSJから日本の大学ラグビー名門校(早稲田、慶應、明治など)や、海外大学への進学ルートについて解説します。
文武両道を極めたい家庭にとって、RSJは新たな選択肢となり得ます。

2025年卒業生の進学実績と可能性

RSJの第1期生たちがA Level試験を経て、どのような大学へ進んでいるかは重要な指標です。
既にUniversity College London (UCL) などの英国内の名門大学に加え、日本の早稲田大学などのトップ校への合格実績が出始めています。
これは、RSJで取得する「A Level」の資格が、日本の大学の帰国生入試や総合型選抜(旧AO入試)において非常に高く評価されるためです。
大学ラグビーの名門である早稲田や慶應義塾大学へ、一般入試とは異なるルートで挑戦できる点は大きなメリットです。

A Levelカリキュラムと部活動の両立

RSJが採用する英国式カリキュラム「A Level」は、特定の3〜4科目を深く掘り下げる専門性の高い制度です。
国際バカロレア(IB)と比較して科目数が少ないため、課外活動(スポーツや芸術)に時間を割きやすいという特徴があります。
これは、大学レベルでもラグビーを続けたい学生にとって有利に働きます。
放課後の時間をトレーニングに充てつつ、世界トップレベルの大学入学資格を取得できる環境は、日本の一般的な高校にはない魅力です。

海外大学ラグビー部という選択肢

もちろん、進路は日本国内に留まりません。
ラグビー発祥の地である英国本校(Rugby School UK)との連携もあり、英国内の大学リーグでプレーする道も開かれています。
英国の大学ラグビーは非常にレベルが高く、学業とスポーツを高い次元で両立する文化が根付いています。
RSJで培った英語力とラグビースピリットを武器に、オックスフォードやケンブリッジ、あるいは強豪バース大学などでプレーすることは、決して夢物語ではありません。

入試内容の完全分析|CAT4と試験対策

RSJの入試を突破するためには、具体的な試験内容を知り、適切な準備をすることが不可欠です。
日本のペーパーテストとは全く異なる「CAT4」という試験をご存知でしょうか?

ここでは、RSJ入試の中核をなすCAT4(認知能力テスト)や英語テスト、そして独特な面接試験の対策について詳述します。
闇雲な勉強ではなく、戦略的な準備が合否を分けます。

CAT4(認知能力テスト)とは何か

RSJの一次選考で用いられるCAT4(Cognitive Abilities Test Fourth Edition)は、知識量を問う試験ではありません。
「言語推論」「非言語推論」「数的推論」「空間推論」の4分野からなり、生徒の潜在的な知能や学習能力を測定するものです。
特に日本人学生が苦戦しやすいのが、英語の語彙力が問われる「言語推論」と、図形の法則性を導き出す「非言語推論」です。
これらは一般的な学習塾の勉強では対応しにくいため、専用の模擬試験や過去問(類似問題)を用いたトレーニングが必要です。

Oxford Placement Test等の英語試験

CAT4に加え、現在の英語力を測定するためのテスト(Oxford Placement Testなど)が実施されます。
これは文法や語彙だけでなく、リスニング能力も厳密に測定されるオンラインテストです。
スコアだけでなく、試験にかかった時間や回答の迷いなども分析されることがあります。
対策としては、英検やTOEFLのようなアカデミックな英語学習に加え、イギリス英語特有の言い回しやスペルに慣れておくことが推奨されます。

「全人教育」を問う面接対策

筆記試験をクリアした後に待っているのが、教員やハウス・マスターとの面接です。
ここでは「なぜRSJなのか」「寮生活で何ができるか」「好きな本は何か」といった質問が投げかけられます。
重要なのは、用意された模範解答を暗唱することではなく、自分の言葉でインタラクティブに会話を楽しむ姿勢です。
「ラグビー校の5つの価値観(Whole Person等)」を理解し、自分がそのコミュニティにどう貢献できるかを具体的に語れるように練習しておきましょう。

2026年度の学費と諸費用|600万円の壁

Foggy stadium and white rugby ball

RSJへの入学を検討する際、避けて通れないのが高額な学費の問題です。
「初年度納入金はいくらか?」「寮に入ると総額はどうなるのか?」といった資金計画は、受験前に必ずクリアにしておくべき課題です。

ここでは、2025-2026年度の最新データを基に、入学初年度にかかる費用と、ランニングコストについて解説します。
為替や物価上昇により学費は年々改定される傾向にあるため、余裕を持った見積もりが重要です。

初年度に必要な費用の総額

2026年度の目安として、通学生(Day Pupil)の場合、年間授業料は約450万〜550万円(学年による)です。
これに入学金(Enrolment Fee)50万円、施設維持費(Capital/Development Fee)50万円などが加わり、初年度だけで約600万円前後の資金が必要となります。
これは都内の私立大学医学部の学費に匹敵、あるいはそれ以上の金額です。
さらに制服代、スクールバス代、タブレット端末代などの雑費も考慮に入れる必要があります。

ボーディング(寮)費用の内訳

寮生(Boarder)となる場合、上記の授業料に加えて年間約300万円前後の寮費(Boarding Fee)が発生します。
フルボーディング(週7日)とウィークリーボーディング(週5日)で費用は異なりますが、総額では年間800万〜900万円近い投資となります。
この金額には食費や学習サポート、週末のアクティビティ費用が含まれています。
高額ではありますが、英国本校へ留学させる場合(現在のレートで年間1,000万円以上)と比較すると、国内で同等の教育が受けられる点に割安感を感じる家庭も多いようです。

スカラーシップによる学費減免

前述の通り、RSJにはスカラーシップ制度が存在しますが、これは単なる名誉だけでなく、経済的なメリットも伴います。
具体的な減免額は個々のケースによりますが、授業料の一部が免除されるケースがあります。
ただし、スカラーシップ生には学業や活動において高いパフォーマンスを維持する義務が生じます。
経済的な支援を目的とした「バーサリー(Bursary)」制度については、公式サイトでの最新情報を確認するか、アドミッションオフィスへ直接問い合わせることをお勧めします。

ラグビースクールジャパン合格への具体的アクション

最後に、これからRSJを目指す家庭が今すぐ始めるべきアクションプランを提示します。
合格への道は一朝一夕には拓けませんが、正しい準備を積み重ねることで、その扉は確実に開かれます。

具体的なステップは以下の2点に集約されます。

  • 英語環境の確保: 週1回の英会話ではなく、毎日英語に触れる環境を作る(オンライン英会話、サマースクール等)
  • 思考力の養成: CAT4対策として、パズルや論理的思考を問う問題に慣れ親しむ

また、百聞は一見に如かずです。
定期的に開催される「オープンモーニング(学校説明会)」に参加し、実際のキャンパスの雰囲気、生徒たちの表情、そして先生方の熱意を肌で感じてください。
ラグビースクールジャパンは、単なる学校ではなく、お子様の人生を大きく変えるプラットフォームです。
まずは資料請求と、キャンパスビジットから始めてみてはいかがでしょうか。

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