明治大学ラグビー部スタメン最新情報|大学選手権優勝の最強布陣とは?

rugby game (32) 高校大学ラグビー

明治大学ラグビー部、悲願の「大学日本一」奪還。紫紺のジャージが国立競技場で歓喜に包まれました。

2026年1月11日に行われた第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝。宿敵・早稲田大学との「雪の早明戦」ならぬ熱戦を22-10で制し、7大会ぶり14回目の優勝を果たしました。

「今年のスタメンは誰?」「なぜこれほど強かったのか?」

本記事では、大学選手権決勝を戦い抜いた最新スタメンを中心に、明治大学ラグビー部の強さの秘密を徹底解剖します。

【記事を読むメリット】

  • 大学選手権優勝メンバー(スタメン・リザーブ)が一覧でわかる
  • 決勝戦で光った「勝因」と戦術的なポイントを理解できる
  • 来季の中心となる有望な下級生選手を先取りできる

明治大学ラグビー部スタメン:大学選手権決勝の勇者たち

7大会ぶりの栄冠を掴み取った、決勝・早稲田大学戦の登録メンバーを紹介します。伝統の「重戦車」FWと、決定力のあるBKが見事に融合した布陣です。

フォワード(FW):圧倒的なスクラムを組む8人

明治の代名詞であるスクラムと接点の強さを支えたフォワード陣です。特に第1列(フロントロー)の安定感が、決勝戦でも勝負の分かれ目となりました。

Pos 氏名 学年 出身校 寸評
PR1 田代 大介 3年 大分舞鶴 決勝で逆転トライ。運動量豊富な機動型プロップ
HO 西野 帆平 4年 東福岡 セットプレーの安定と激しいタックルの要
PR3 山口 匠 3年 流経大柏 スクラムの強さは学生屈指。U23代表選出
LO4 亀井 秋穂 3年 長崎北陽台 191cmの長身でラインアウトを支配する
LO5 物部 耀大朗 3年 中部大春日丘 フィジカルバトルで負けない接点の鬼
FL6 楠田 知己 4年 東海大大阪仰星 副将。泥臭いプレーでチームを鼓舞し続けた
FL7 利川 桐生 4年 大阪桐蔭 副将。ジャッカルと突破力で局面を変える仕事人
NO8 最上 太尊 4年 仙台育英 強烈な突進力でゲインラインを割るクラッシャー

バックス(BK):決定力と判断力を兼ね備えたライン

今季の明治はBKの展開力も脅威でした。主将の平選手を中心に、好機を逃さずトライを取り切る力が光りました。

Pos 氏名 学年 出身校 寸評
SH 柴田 竜成 4年 秋田工 テンポの良い球出しで攻撃のリズムを作る
SO 伊藤 龍之介 3年 國學院栃木 決勝で独走トライ。天才的なゲームメイク能力
WTB11 海老澤 琥珀 3年 報徳学園 異次元のステップで相手守備網を切り裂く
CTB12 平 翔太 4年 東福岡 主将。正確なキックと統率力で優勝へ導いた
CTB13 大和 哲将 2年 佐賀工 鋭いタックルと縦への推進力が魅力
WTB14 白井 瑛人 2年 桐蔭学園 スピードとフィニッシュ能力に優れた若き翼
FB 竹之下 仁吾 3年 報徳学園 最後尾からのカウンターと安定した守備

リザーブメンバー:試合を決めるインパクトプレーヤー

後半の勝負所や、怪我人のバックアップとして控えるメンバーも超豪華です。決勝戦では後半8分に途中出場の大川虎拓郎選手が貴重なトライを挙げました。

  • HO/PR 大川 虎拓郎(3年):決勝でダメ押しのトライを記録。フィールドプレーも得意。
  • PR 富田 陸(4年):スクラムの圧力を維持するベテラン。
  • LO/FL 菊池 優希(4年):空中戦と接点に強いマルチプレーヤー。
  • SH 田中 景翔(3年):攻撃のテンポを変えられるスクラムハーフ。
  • FB/WTB 山川 遥之(4年):キック力と安定感が持ち味の寮長。

注目ポイント:3年生主体の強力な布陣

今回のスタメンの特徴は、PR田代、PR山口、LO亀井、LO物部、SO伊藤、WTB海老澤、FB竹之下と、攻守の要に3年生が多く名を連ねている点です。

4年生が作り上げた「規律」と「情熱」を、実力ある3年生がフィールドで体現しました。彼らが最高学年となる来シーズンも、明治の黄金時代が続く予感をさせます。

早稲田戦の勝因:ディフェンスの勝利

決勝スコアは22-10。攻撃力もさることながら、早稲田の強力なBK陣をわずか1トライに抑え込んだ「ディフェンス」が最大の勝因でした。

特に自陣ゴール前での粘り強いタックルと、ブレイクダウン(ボール争奪戦)での激しさが、早稲田のテンポを完全に狂わせました。「前へ」の精神は、アタックだけでなくディフェンスでも発揮されたのです。

フォワード(FW)分析:伝統のスクラムと進化

rugby game (19)

「明治といえばスクラム」という伝統は今も健在ですが、現代ラグビーに適応した進化も見逃せません。単に重いだけでなく、8人が塊となって押す技術と、フィールドプレーへの参加意識が向上しています。

スクラムでの圧倒的優位性

決勝戦でも、明治はスクラムで優位に立ちました。相手ボールのスクラムにもプレッシャーをかけ、反則(コラプシングなど)を誘発することで、試合の流れを引き寄せました。

特に第1列の田代選手、西野選手、山口選手の連携は抜群で、相手に組ませないほどの低さと結束力を誇ります。これがBKの攻撃機会を増やす原動力となりました。

セットプレーからの得点力

ラインアウトモールからのトライも明治の武器ですが、今季はそこを「囮」にしたサインプレーも多彩でした。

決勝の逆転トライ(前半19分)は、モールを押し込むと見せかけてBKへ展開し、最後はPRの田代選手が中央に飛び込みました。FWの圧力があるからこそ、相手ディフェンスが内側に寄り、外側にスペースが生まれるのです。

ブレイクダウンでの激闘

LOの亀井選手や物部選手、バックローの利川選手らが、密集戦で身体を張り続けました。

相手の攻撃テンポを遅らせる「スローボール」を強いることで、ディフェンスラインを整える時間を作りました。派手さはなくとも、この泥臭い仕事が22-10というスコアに直結しています。

バックス(BK)分析:「前へ」運ぶ判断力

FWが作ったチャンスを確実に得点に変えるBK陣。特に今季は、個の能力に頼るだけでなく、組織的な崩しが際立ちました。

SO伊藤龍之介のゲームメイク

司令塔であるSO伊藤龍之介選手(3年)の判断力が光りました。キックでエリアを取るのか、自ら仕掛けるのか、パスで味方を走らせるのか。その選択が常に的確でした。

決勝の前半終了間際に見せた独走トライは、相手の守備のギャップを一瞬で見抜いた、まさに「天才」のプレーでした。

主将・平翔太の統率力

CTB平翔太選手は、プレーのみならず精神的な支柱としてもチームを牽引しました。

重要な局面でのプレースキック(コンバージョンゴールやPG)を冷静に沈め、着実に点差を広げました。彼の安定感がチーム全体に落ち着きを与え、焦りを生まない試合運びを可能にしました。

決定的なフィニッシャーたち

WTB海老澤選手やFB竹之下選手は、一度ボールを持てば何かを起こす期待感があります。

1対1の状況を作れば確実にゲインを切れるため、早稲田のディフェンスは外側を警戒せざるを得ませんでした。それが結果的に中央のスペースを空け、FWやCTBの突破を助ける形になりました。

2026年以降の明治大学ラグビー部展望

rugby game (38)

7大会ぶりの優勝はゴールではなく、新たな常勝軍団へのスタートラインです。来季に向けての展望をまとめます。

黄金世代となる新4年生

先述の通り、優勝メンバーの半数以上が3年生(新4年生)です。

  • 伊藤 龍之介(SO):絶対的司令塔
  • 亀井 秋穂(LO):FWの核
  • 海老澤 琥珀(WTB):学生屈指のランナー

彼らが最上級生となる来季は、成熟度が増し、さらに隙のないチームになることが予想されます。連覇への期待は高まるばかりです。

ポジション争いの激化

明治大学は部員数が多く、層が厚いことでも知られています。優勝メンバーに割って入ろうとする下級生の突き上げも激しくなるでしょう。

特に、U20代表候補クラスの1・2年生が虎視眈々とスタメンを狙っています。部内競争の激しさが、チーム全体のレベルをさらに底上げします。

「連覇」への課題

追われる立場となる来季は、他大学からのマークが一層厳しくなります。帝京大学や早稲田大学も、打倒明治を掲げて強化を進めてくるでしょう。

優勝した自信を過信に変えず、もう一度チャレンジャーの精神で「前へ」進めるかどうかが、連覇への鍵となります。

まとめ:明治大学ラグビー部は新時代へ

7年ぶりの大学選手権優勝を果たした明治大学ラグビー部。その強さは、伝統のFW力と現代的なBKの展開力が見事に融合した点にありました。

【本記事のポイント】

  • 決勝は早稲田大学に22-10で快勝
  • 勝因はスクラムの優位性と鉄壁のディフェンス
  • 田代、伊藤、海老澤ら3年生が主力の中心
  • 主将・平翔太の統率力がチームを一つにした

来季も多くの主力選手が残る明治大学。大学ラグビー界の中心として、さらに進化した「紫紺の旋風」を巻き起こしてくれることでしょう。春季大会や対抗戦での新たな戦いにも要注目です。

コメント