秩父宮ラグビー場の雨に濡れない席は?屋根ありエリアと観戦準備を解説!

A blue rugby ball placed on top of the logo 観戦と放送

「楽しみにしていたラグビー観戦、当日の天気予報は雨。」屋外競技であるラグビーにおいて、天候の悩みはつきものです。特に秩父宮ラグビー場は歴史あるスタジアムゆえに、屋根の範囲が限られており、座席選びが快適さを左右する死活問題となります。

雨に濡れずに試合に集中するためには、「どのエリアの何列目なら屋根があるのか」を正確に知ることが重要です。また、2026年から始まる再開発工事の影響で、スタジアムの状況がどうなっているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、秩父宮ラグビー場の屋根付き座席の境界線と、雨天観戦を快適にするための完全ガイドをお届けします。濡れない席の確保から、プロが教える雨対策グッズまで、準備万端でキックオフを迎えましょう。

  • メインスタンド後段と南スタンドの屋根範囲
  • 2026年のスタジアム利用状況と建て替え最新情報
  • 傘禁止ルールと推奨レイングッズ
  • 荷物を守るためのパッキング術

秩父宮ラグビー場で雨に濡れない席はここ!屋根付きエリアの境界線

秩父宮ラグビー場で雨を避けられる座席は、全体のごく一部に限られています。構造上、屋根が設置されているのは「メインスタンド(西側)」の一部と「南スタンド」の一部のみであり、バックスタンドと北スタンドは完全に野ざらしの状態です。そのため、雨予報が出ている試合では、チケット購入の段階で「メイン」か「南」の屋根下エリアを狙うことが鉄則となります。

ただし「屋根があるエリア」のチケットを持っていても、風向きや雨の強さによっては濡れる可能性があるため過信は禁物です。ここでは、各スタンドの屋根が具体的に「何列目から」カバーされているのか、実際の観戦経験と最新の座席配置に基づいて詳細に解説します。2026年時点でのスタジアム状況も含めて、ベストな座席選びの参考にしてください。

メインスタンド後段(西側)の屋根事情と安全圏

メインスタンドは「前段」と「後段」に分かれており、屋根が設置されているのは「後段」の上部のみです。前段(グラウンドに近い席)には一切屋根がなく、後段であっても前方の席は風で雨が吹き込むため、確実に濡れないとは言えません。目安として、後段の「15列目以降」であれば、通常の雨降りならば濡れずに観戦できる可能性が高いでしょう。

特に「S指定席」や「SS指定席」の一部がこのエリアに該当しますが、チケット購入時には詳細な座席位置の確認が必須です。また、メインスタンドの両端(北側・南側)は屋根の端にあたるため、中央ブロックに比べて雨の吹き込みが激しくなる傾向があります。濡れるリスクを最小限にするならば、メインスタンド後段の「中央寄り・19列目以降」を確保するのが最も確実な選択肢です。

さらに注意すべき点として、後段の最上部は柱が視界に入る「見切れ席」になる場合があります。濡れないことを最優先するか、視界の良さを取るか、バランスを考えながら座席を選ぶ必要があります。雨の日は視界が悪くなりやすいため、屋根下かつグラウンド全体が見渡せる中段から後段上部が特等席と言えるでしょう。

南スタンドは10列目以降が屋根の恩恵を受ける

南スタンドはゴール裏に位置するエリアで、ここにも一部屋根が設置されています。具体的には、通路を挟んで後方にあたる「10列目以降」の座席が屋根のカバー範囲内となります。9列目より前の座席は完全に屋外となるため、南スタンドを選ぶ際は必ず「10列目以上」の列番号を指定することが重要です。

南スタンドの屋根は比較的高さがあり、開放感がある一方で、風が強い日には雨が奥まで吹き込んでくることがあります。そのため、10列目ちょうどや11列目などの境界線付近では、足元や下半身が濡れることを覚悟しておくべきでしょう。より確実に雨を避けるなら、最後尾に近い上層の座席を選ぶのが賢明です。

また、南スタンドには大型ビジョンがあるため、試合展開やリプレイを確認しやすいというメリットもあります。雨で視界が悪い中でも、ビジョンと屋根の両方の恩恵を受けられる後方席は、コストパフォーマンスの高い「穴場」と言えるかもしれません。雨天時の南スタンドは、熱気ある応援と快適さを両立できる狙い目のエリアです。

バックスタンドと北スタンドの雨天リスク

バックスタンド(東側)と北スタンドには、残念ながら屋根が一切設置されていません。このエリアのチケットを購入した場合、雨天時は最初から最後まで雨に打たれながらの観戦となります。そのため、このエリアで観戦するならば、完全防水のレインポンチョや長靴などの重装備が絶対条件となります。

特にバックスタンドは、晴天時には日当たりが良く人気のエリアですが、雨天時は逃げ場がないため最も過酷な環境になり得ます。風を遮るものもないため、体感温度が下がりやすく、低体温症などのリスクも考慮して防寒対策を徹底しなければなりません。ハーフタイムに雨宿りできるコンコースのスペースも限られているため、覚悟が必要です。

北スタンドも同様に屋根がありませんが、こちらは立見席や自由席として設定されることが多いエリアです。席が固定されていない場合、少しでも雨を避けようと通路や壁際に人が密集することがあります。バックスタンドや北スタンドを選ぶ場合は、「濡れること」を前提とした装備と心構えで臨むことが、試合を楽しむための唯一の方法です。

風向きと雨の降り込みを考慮した座席選び

秩父宮ラグビー場での雨天観戦において、単に「屋根の下」にいるだけでは不十分な場合があります。季節や当日の気象条件によって風向きが変わり、屋根の下まで雨が横殴りに吹き込んでくることがあるからです。一般的に、南風が強い日は南スタンド側に、北風が強い日は北側からの吹き込みが強くなる傾向があります。

屋根があるメインスタンド後段でも、風向きによっては前方の席まで雨が到達することが頻繁にあります。特に春先や秋口の雨は風を伴うことが多く、「屋根があるから傘もカッパもいらない」と油断していると痛い目を見ることになります。屋根付きエリアであっても、念のために軽量のレインポンチョやタオルを準備しておくのがベテランファンの常識です。

また、通路側の席は人の出入りが多く、濡れたレインコートを着た人が通るたびに水滴がかかる可能性があります。濡れたくない場合は、屋根の下かつブロックの中央付近の席を選ぶと、他者からの水濡れリスクも減らせます。天候データと座席配置を組み合わせた戦略的な席選びが、快適な観戦への第一歩です。

2026年の開催場所と建て替え最新情報

2026年時点において、秩父宮ラグビー場は「移転・建て替え計画」の進行中にあります。しかし、新ラグビー場の建設工事は2026年2月頃から開始されますが、現在の秩父宮ラグビー場(既存施設)はまだ使用可能な状態にあります。重要な事実は、2026年から2027年のシーズンにかけても、主要な試合はこの「現在の秩父宮ラグビー場」で開催されるということです。

多くのファンが「工事が始まったら使えないのでは?」と不安に思っていますが、新スタジアムは現在の位置ではなく、隣接する神宮第二球場跡地に建設されます。そのため、新スタジアムが完成して運用が開始されるまでは、既存のスタジアムで従来通りの観戦が可能です。つまり、この記事で解説している座席の屋根情報は、2026年もそのまま有効活用できる知識となります。

ただし、周辺では工事車両の出入りや一部通路の規制など、アクセス環境が変化している可能性があります。公式の案内を確認しつつ、スタジアム自体は「現役」であることを理解して、安心してチケットを手配してください。歴史ある現在のスタジアムで雨の試合を楽しめるのも、残りわずかな期間となる貴重な体験です。

雨の秩父宮観戦で失敗しないための必需品と服装

white rugby ball

屋根のないエリアはもちろん、屋根付きの席であっても、ラグビー観戦における雨対策は必須です。スタジアムでは傘の使用が原則として禁止されているため、身につける雨具の性能が快適さに直結します。安価なビニールカッパでは浸水や蒸れで不快な思いをするため、機能性の高いギアを揃えることが推奨されます。

また、自分自身が濡れない対策だけでなく、持ち物を雨から守る工夫も忘れてはいけません。足元のバッグが浸水して貴重品が濡れてしまっては、せっかくの試合も台無しになってしまいます。ここでは、雨の秩父宮ラグビー場を乗り切るための「三種の神器」とも言える、具体的なアイテムと服装のポイントを紹介します。

傘は使用禁止!高機能ポンチョを用意しよう

ラグビー場内の座席では、後方の観客の視界を遮るため、傘を差しての観戦はマナー違反であり禁止されています。そのため、雨具は必ずレインコートかレインポンチョを着用する必要があります。100円ショップのものでも一時的には防げますが、試合時間である約2時間を快適に過ごすには、アウトドアブランドなどの透湿防水素材のものがベストです。

特におすすめなのは、リュックを背負ったまま上から被れるゆったりとしたサイズのポンチョです。これなら荷物ごと体をカバーできるため、手荷物が濡れる心配も減ります。また、チームカラーのポンチョを選べば、雨具自体が応援グッズとなり、雨の中でも一体感を持って応援を楽しむことができます。

座席に座っていると、ポンチョから垂れた雨水が太ももや膝に集中して流れ落ちてきます。そのため、ポンチョの下には撥水性の高いパンツを履くか、下半身用のレインスカートなどを併用すると完璧です。上半身だけでなく、座った時の水の流れまで計算したコーディネートが、雨天観戦の質を劇的に向上させます。

荷物を守る45リットルゴミ袋の活用術

雨のスタジアムで最も役立つ「裏技」的アイテムが、45リットル以上の大きなゴミ袋です。観戦中、足元に置いたバッグは地面からの跳ね返りや、前の席から流れてくる水で確実に濡れてしまいます。そこで、スタジアムに到着したらすぐにバッグごと大きなゴミ袋に入れて口を縛ってしまうのが、最強の防水対策となります。

高価な防水バッグを用意しなくても、厚手のゴミ袋が2〜3枚あれば、荷物は完全に守られます。濡れたレインコートやポンチョを帰りに収納するためにも使えるので、常に予備を含めて数枚持参することをおすすめします。見た目は少し無骨ですが、ベテランのラグビーファンの間では常識となっているテクニックです。

さらに、座席が濡れている場合に備えて、100円ショップなどで売っている小さな雑巾や吸水タオルもあると便利です。自分の席をサッと拭いてから座るだけでなく、ゴミ袋の上に乗った水滴を拭うのにも役立ちます。水濡れ対策は「防ぐ」ことと「拭く」ことのセットで考えると、ストレスが大幅に軽減されます。

帽子とタオルで視界と体温を確保する

ポンチョのフードを被っていても、顔にかかる雨粒は視界を遮り、試合観戦の妨げになります。そこで役立つのが、ツバの広い帽子(レインハットやキャップ)です。フードの下に帽子を被ることで、ツバが屋根代わりとなり、顔面に直接雨が当たるのを防いでクリアな視界を確保できます。

また、雨に濡れると体温が奪われやすくなるため、夏場であっても首元にタオルを巻くなどの保温対策が重要です。冬場の雨天観戦であれば、濡れても温かさを保てるウールのインナーや、使い捨てカイロを多めに用意することが必須となります。「濡れる」ことと同じくらい「冷える」ことは大敵ですので、防寒対策は念入りに行いましょう。

タオルは「拭く用」と「身につける用」で最低2枚は持っていくことを強く推奨します。試合終了後、駅やお店に入る前に髪や顔をしっかり拭ける乾いたタオルがあるだけで、帰宅時の不快感が全く違います。ジップロックなどの密閉袋に乾いたタオルを入れておけば、いざという時にオアシスのような安心感を与えてくれます。

雨天試合ならではの楽しみ方と観戦マナー

雨の日のラグビー観戦はネガティブな要素ばかりではありません。雨の日だからこそ見られるドラマチックな展開や、選手たちの泥臭いプレーは、ラグビーの本質的な魅力を感じさせてくれます。ボールが滑りやすくなることでスクラムやモールなどの肉弾戦が増え、晴天時とは違った緊張感を味わうことができるのです。

しかし、過酷な環境だからこそ、周囲への配慮やマナーがいつも以上に求められます。自分だけでなく、周りの観客も快適に過ごせるような気遣いができることこそ、真のラグビーファンの証です。ここでは、雨の日特有の試合の見どころと、スタジアムで守るべきマナーについて解説します。

スリッピーな展開とFW戦の迫力

雨でボールやグラウンドが濡れると、パスミスやキャッチミスが起こりやすくなります。そのため、チームはリスクの高いパス回しを避け、キックを使ったり、フォワード(FW)による密集戦を選択したりすることが多くなります。結果として、体がぶつかり合う激しい音や、泥まみれになりながらボールをつなぐ選手たちの気迫を、よりダイレクトに感じることができます。

特にスクラムやモールといったセットプレーは、足場が悪い中でいかに踏ん張るかが勝負の鍵を握ります。選手たちが雨粒を弾き飛ばしながら突進する姿は、ナイター照明に照らされると幻想的ですらあります。「雨の日のラグビーこそ面白い」と語るファンが多いのは、こうした極限状態での人間ドラマが凝縮されているからです。

また、スライディングトライが決まった時の水しぶきや、ユニフォームが泥で汚れていく様子も、雨の日ならではのフォトジェニックな瞬間です。屋根のある席からであれば、カメラを濡らす心配も少なく、こうした激闘の様子を写真に収めるチャンスでもあります。悪条件を味方につけて、いつもとは違う視点で試合を楽しんでみましょう。

周囲への配慮と帰宅時の混雑回避

雨の日は、誰もが「早く帰りたい」「濡れたくない」という心理になり、コンコースや出口が殺気立つことがあります。特に試合終了直後は、屋根のあるエリアに出口へ向かう人が殺到し、大混雑が発生します。余裕を持って行動するか、逆に少し時間をずらして退出するなど、混雑を避ける工夫がトラブル防止につながります。

座席でのマナーとして、濡れたポンチョやカッパを脱ぐ際は、周囲に水滴を飛ばさないように十分注意しましょう。通路やコンコースで激しく雨具を振って水を切る行為は、他人の服や荷物を濡らす原因となり非常に迷惑です。前述のゴミ袋を活用し、濡れた雨具は自分のスペース内で静かに収納するのがスマートな振る舞いです。

また、傘の使用はスタジアムを出てからも注意が必要です。混雑した帰り道で長い傘を振り回すのは危険ですので、駅の改札を抜けるまでは折りたたみ傘を使用するか、周囲の状況をよく見て行動しましょう。互いに譲り合いの精神を持つことで、雨の日の観戦後も清々しい気持ちで帰路につくことができます。

試合後のケアと近隣の雨宿りスポット

雨の中での観戦を終えた後は、冷えた体を温め、濡れた装備を整える場所が必要です。秩父宮ラグビー場の最寄りである外苑前駅周辺には、カフェや飲食店が多数ありますが、試合後はどこも満席になることが予想されます。事前に予約可能な店を探しておくか、少し離れた青山一丁目方面まで歩くのも一つの手です。

体が冷え切っている場合は、温かい飲み物や食事をとって、風邪を引かないようにケアしてください。また、濡れたままの靴や靴下を履き続けていると不快ですので、替えの靴下を持参して駅のトイレなどで履き替えるだけでも、足元の快適さが劇的に改善します。帰宅後の体調管理までが、ラグビー観戦の一環です。

もし遠方から来ている場合は、スタジアム近くの銭湯やスパ施設を調べておくと良いでしょう。冷えた体を大きなお風呂で温めながら、その日の試合を振り返るのも格別の楽しみです。雨の日の観戦を「辛い思い出」にしないために、アフターマッチの計画もしっかり立てておくことをおすすめします。

秩父宮ラグビー場周辺の雨宿りスポットとアクセス

Sunset, goalposts and a white rugby ball

雨の日はスタジアムへの移動や、開門待ちの時間もストレスになりがちです。秩父宮ラグビー場は都心に位置しているためアクセスは良好ですが、駅からゲートまでの動線には屋根がない場所も多くあります。効率よく移動し、無駄に濡れないためのアクセス情報と周辺施設を知っておくことが大切です。

特に開場前の待ち時間は、雨ざらしの中で待機することになると体力を消耗してしまいます。スタジアム周辺で雨をしのげる場所や、荷物を預けられるコインロッカーの場所などを事前に把握しておくことで、スムーズに観戦モードへと移行できます。ここでは、雨天時のアクセス戦略について解説します。

外苑前駅からのルートと注意点

秩父宮ラグビー場の最寄り駅である東京メトロ銀座線「外苑前駅」は、スタジアムまで徒歩数分という近さが魅力です。しかし、駅から地上に出る出口や、スタジアム正門までの歩道には屋根がありません。特に試合開催日は歩道が混雑し、傘を差しにくい状況になることもあるため、駅を出る段階でレインウェアを着てしまうのがスムーズです。

また、青山一丁目駅や国立競技場駅からも徒歩圏内ですが、いずれも雨に濡れずに移動できる地下通路などは直結していません。どのルートを使っても多少は屋外を歩くことになるため、防水の効いた靴を選び、足元の対策をしておくことが重要です。滑りやすい路面にも注意し、時間に余裕を持って移動しましょう。

タクシーを利用する場合、スタジアムの目の前で降車できれば濡れる時間を最小限にできますが、試合前後は周辺道路が交通規制されることがあります。規制エリアの手前で降りることになると、結局歩く距離が変わらないこともあるため、道路状況や規制情報は事前にチェックしておくと安心です。

開門待ちに使えるカフェと待機場所

スタジアムの開門時間よりも早く到着してしまった場合、雨の中でゲート前に並ぶのは得策ではありません。周辺には「スタバ」や「ドトール」などのカフェ、商業施設のレストランなどがありますが、試合日はラグビーファンで混雑します。少し離れた「伊藤忠ガーデン」内の施設や、青山通り沿いのビル内にあるカフェなど、穴場スポットを探しておくと良いでしょう。

また、スタジアム敷地内に入ってからも、コンコースの一部には屋根がありますが、風が吹き抜けるため寒さを感じることがあります。メインスタンド側のコンコースなどは比較的雨を避けやすいですが、場所取りをする人で埋まることも早いです。無理に早く並ぶよりも、ギリギリまで屋根のある店舗で過ごす方が、体調管理としては賢い選択です。

近隣の商業施設でウィンドウショッピングをしながら時間を潰すのも一つの方法です。ただし、長時間の滞在でお店に迷惑をかけないよう配慮しつつ、試合開始に向けて気持ちを高めていきましょう。雨の日は「待つ」時間をいかに快適に過ごすかが、1日の満足度を左右します。

コインロッカーと荷物の管理

雨の日は、濡れた傘や余計な荷物を持っていると移動が大変です。駅のコインロッカーを利用して、観戦に不要な荷物は預けてしまうのがベストです。外苑前駅や青山一丁目駅にはコインロッカーがありますが、数が限られているため、早めに確保するか、スマホで予約できる荷物預かりサービスなどを活用すると確実です。

スタジアム内にもコインロッカーがないわけではありませんが、設置数が少なく、場所もわかりにくいことがあります。また、雨で濡れた荷物をロッカーに入れると、中の湿気が高まる可能性もあります。やはり、駅周辺で身軽になってからスタジアムへ向かうのが、最もストレスの少ないスタイルです。

どうしても大きな荷物を持ち込む場合は、前述の巨大ゴミ袋が大活躍します。キャリーケースごとかぶせられるサイズの袋を用意しておけば、座席の足元に置いても中身を守ることができます。荷物管理の煩わしさを解消して、試合観戦に100%集中できる環境を整えましょう。

よくある質問:雨の日のチケットと開催判断

雨天時の観戦において、最も気になるのが「試合は開催されるのか?」「チケットの扱いはどうなるのか?」という点です。ラグビーは基本的に雨天決行のスポーツですが、台風などの荒天時には中止や延期になる可能性もゼロではありません。公式なルールを知っておくことで、無用な不安を解消できます。

また、雨予報を受けてチケットを買い直すべきか、あるいは手放すべきか迷うこともあるでしょう。ここでは、雨の日のチケットに関するよくある疑問や、開催判断の基準について、一般的なガイドラインを解説します。不測の事態に備えて、正しい知識を持っておきましょう。

雨天決行が基本!中止になる基準とは

ラグビーは「雨天決行」が原則のスポーツです。多少の雨や風であれば、試合は予定通り行われます。過去には大雨の中で泥だらけになりながら試合が行われた例も数多くあり、雨そのものを理由に中止になることはほとんどありません。したがって、「雨が降っているから中止かも」と自己判断せず、必ずスタジアムへ向かう準備をしましょう。

ただし、台風の直撃や雷、公共交通機関の計画運休など、観客や選手の安全確保が困難と判断された場合は、中止や延期になることがあります。開催の可否は、主催者であるリーグワンや協会の公式サイト、SNSで発表されます。怪しい天気の時は、こまめに公式情報をチェックすることが大切です。

雷に関しては特に厳しく、試合中に雷鳴が聞こえたり雷雲が接近したりすると、一時中断(サスペンド)されることがあります。天候が回復すれば再開されますが、長時間回復が見込めない場合は、その時点で試合終了(成立)となるケースもあります。こうしたレアケースも頭の片隅に入れておくと、現場で慌てずに済みます。

子供連れや初心者の雨対策

小さなお子様連れや、初めてラグビーを観戦する方にとって、雨のスタジアムはハードルが高いものです。もし可能であれば、雨予報が出た時点で「無理をしない」という判断も重要です。特に屋根のない席での観戦は、子供にとって体調を崩す原因にもなりかねません。

どうしても観戦したい場合は、やはり屋根のあるメインスタンド後段のチケットを取り直すことを検討してください。当日券が残っていれば、現地でアップグレードできる場合もあります(興行による)。また、子供には大人以上にしっかりとしたレインウェアと着替えを用意し、飽きてしまった時や寒がった時にすぐに避難できるコンコースの場所を確認しておきましょう。

初心者の方は、雨の試合を「修行」と思わず、「特別な体験」と捉えられるかが鍵です。準備さえしっかりしていれば、雨の中での応援は忘れられない思い出になります。しかし、体調や装備に不安があるなら、潔くテレビ観戦に切り替えるのも勇気ある決断です。ラグビー観戦は楽しむことが最優先です。

チケットの払い戻しとリセール

基本的に、試合が開催される限り、天候を理由としたチケットの払い戻しは行われません。「雨だから行きたくない」という個人的な理由では返金されないため、チケットは無駄になってしまいます。これが、雨予報が出た際のチケット購入における最大のリスクです。

もし行けなくなった場合は、公式のリセールサービスを活用することをおすすめします。リーグワンなどの公式チケットサイトでは、行けなくなった人が定価でチケットを譲渡できるシステムが整備されています。雨予報でも「屋根のある席なら行きたい」という需要は必ずあるため、早めに出品すれば買い手がつく可能性があります。

逆に、雨予報が出てから屋根のある席を探す場合も、リセールサイトをチェックすると良いでしょう。屋根のない席を持っていた人が手放し、屋根付き席を買い直そうとする動きが出るため、意外な良席が出品されることもあります。チケット市場の動向をうまく利用して、賢く観戦スタイルを調整してください。

まとめ:雨の秩父宮こそ準備万端で楽しもう!

秩父宮ラグビー場での雨天観戦において、最も重要なのは「屋根のある席の確保」と「完璧な雨対策グッズの準備」です。メインスタンド後段(15〜19列目以降)や南スタンド(10列目以降)を選ぶことで、雨に濡れるリスクを大幅に減らすことができます。2026年現在も既存のスタジアムは現役ですので、この座席知識はそのまま活用可能です。

また、屋根がある席でも過信せず、ポンチョやゴミ袋、タオルといった「三種の神器」を持参することが、快適さを守る最後の砦となります。雨の日のラグビーは、晴天時とは違った激しさと感動があります。万全の準備を整えて、雨音と歓声が入り混じる独特のスタジアムの雰囲気を存分に楽しんでください。