「小柄な体でなぜあんなに激しいタックルができるのか?」大学ラグビーファンの間で、ひと際注目を集める選手がいます。
青山学院大学ラグビー部、2025年度主将の八尋祥吾(やひろ しょうご)選手です。
名門・東福岡高校で主将を務め、大学でも1年時からレギュラーとして活躍する彼は、まさに「リーダーになるべくしてなった男」。
身長168cmとFW(フォワード)としては小柄ながら、大男たちを次となぎ倒す姿は見る者の心を熱くします。
この記事では、八尋選手の経歴やプレースタイルの秘密、そして今後の展望について徹底解説します。
まずは、彼の基本プロフィールをチェックしてみましょう。
| 項目 | 詳細データ |
|---|---|
| 氏名 | 八尋 祥吾(やひろ しょうご) |
| 所属 | 青山学院大学 ラグビー部(主将) |
| ポジション | FL(フランカー)/ NO.8 |
| 身長/体重 | 168cm / 85kg |
| 出身高校 | 東福岡高校(福岡県) |
青山学院大学ラグビー部を牽引する八尋祥吾の現在地
青山学院大学ラグビー部の中核を担う八尋祥吾選手。
ここでは、彼が現在どのような立ち位置でチームに貢献しているのか、そのプロフィールと役割について詳しく掘り下げていきます。
身長168cmの小さな巨人としての存在感
大学ラグビーのFW第3列(フランカーやナンバーエイト)といえば、身長180cmを超える大型選手がひしめくポジションです。
その中で168cmという身長は明らかに小柄ですが、八尋選手はそのハンデを微塵も感じさせません。
むしろ、重心の低さを最大限に活かしたプレーは、相手にとって脅威そのものです。
密集戦でのボールハントや、相手の懐に潜り込むようなコンタクトは、彼だけのユニークな武器と言えるでしょう。
2025年度主将としてのリーダーシップ
2025年度、八尋選手は青山学院大学ラグビー部の主将に就任しました。
「大学選手権ベスト8」という高い目標を掲げ、チームの精神的支柱として先頭に立っています。
彼のリーダーシップは言葉だけではありません。
練習から誰よりも体を張り、苦しい場面でこそ一歩前に出る姿勢で、部員たちを鼓舞し続けています。
1年時からレギュラーを張る実力
多くの選手が大学ラグビーのフィジカルレベルに順応するのに時間を要する中、八尋選手は入学直後から頭角を現しました。
1年時の菅平合宿からAチームに定着し、関東大学対抗戦でも全試合に出場しています。
特に下級生時代から、上級生相手にも物怖じしないタックルを連発していました。
この「即戦力」としての実績が、現在の絶対的な信頼感につながっているのです。
フランカーとしてのプレースタイル
彼の主戦場であるフランカー(FL)は、運動量と激しさが求められるポジションです。
八尋選手は、フィールドのどこにでも現れる豊富なスタミナと、ボールに絡み続ける執着心を持っています。
攻撃ではサポートプレーに走り、守備ではピンチの芽を摘む。
派手なトライシーンだけでなく、こうした泥臭い仕事の連続こそが、彼の真骨頂でありチームへの最大の貢献です。
関東大学対抗戦でのインパクト
青山学院大学が所属する関東大学対抗戦Aグループは、帝京大や早稲田大、明治大といった強豪がひしめく激戦区です。
その中で八尋選手は、強豪校の大型FWに対しても一歩も引かない戦いを見せてきました。
特に接戦となった試合では、彼のジャッカル(相手からボールを奪うプレー)がチームを救う場面が何度も見られます。
対抗戦ファンにとっても、彼の背番号7は記憶に残る存在となっています。
八尋祥吾の強み「低く突き刺さるタックル」の秘密

八尋選手の代名詞といえば、やはり「タックル」です。
なぜ彼は、体格差のある相手を仰向けに倒すことができるのでしょうか。
その技術的・身体的な強みを分析します。
相手の膝下を刈る正確な技術
八尋選手のタックルは、相手の視界から消えるほど低い姿勢で入ることが特徴です。
特に相手の膝下を一瞬で刈り取る「チョップタックル」の精度は、大学ラグビー界でもトップクラスと言えます。
大型選手は重心が高くなりがちですが、そこを正確に突くことで、相手は力を発揮できずに倒れてしまいます。
この技術は、体格差を埋めるだけでなく、相手に恐怖心を植え付ける効果もあります。
- インパクトの瞬間の速さ:相手が反応する前に懐に入る。
- バインドの強さ:一度捕らえたら絶対に離さない腕力。
- 倒した後の起き上がり:すぐに次のプレーへ移行する反応速度。
85kgの筋肉が生み出すインパクト
168cmという身長に対し、体重85kgという数値は、彼がいかに鍛え上げられた肉体を持っているかを物語っています。
単に重いだけでなく、ラグビーに必要な瞬発力とコンタクト強度を高めた「動ける筋肉」の塊です。
この密度の高い筋肉が、衝突時の衝撃力を生み出します。
小さな砲弾のような彼がトップスピードで突き刺さることで、数値以上のパワーが相手に伝わるのです。
80分間走り続ける無尽蔵のスタミナ
どれほど良いタックルを持っていても、試合終盤にバテてしまっては意味がありません。
八尋選手のもう一つの凄みは、試合開始からノーサイドの笛が鳴るまで運動量が落ちないことです。
後半の苦しい時間帯にこそ、彼のタックル数やボールキャリーの回数は増える傾向にあります。
「ここで八尋がいてくれたら」という場面に必ず顔を出す、その献身性がチームのピンチを何度も救ってきました。
「キャプテン・オブ・キャプテンズ」の経歴
八尋選手のリーダーシップは、大学で急に身についたものではありません。
彼はこれまでのラグビー人生の各ステージで、常に主将としてチームを率いてきました。
その華麗なるキャプテンシーの歴史を振り返ります。
中学時代:福岡県選抜での全国優勝
福岡県の「かしいヤングラガーズ」でラグビーを始めた彼は、中学時代からすでにリーダーとしての資質を発揮していました。
中学3年時には福岡県選抜の主将に抜擢されています。
そして迎えた全国ジュニアラグビーフットボール大会。
彼はチームをまとめ上げ、見事に全国優勝を果たしました。
この成功体験が、彼のリーダーとしての原点となっています。
高校時代:名門・東福岡高校での主将
高校ラグビー界の横綱、東福岡高校(ヒガシ)に進学した後も、彼の求心力は健在でした。
3年時には、高校日本代表候補を多数擁するスター軍団の主将を任されます。
個性豊かなタレントたちを束ね、春の全国選抜大会では優勝を達成。
冬の花園では惜しくも準決勝で敗れましたが、重圧のかかる名門校のキャプテンを見事に全うしました。
「最強世代」をまとめた統率力
東福岡高校時代の同期は、大学ラグビー界の各校でエース級の活躍をしている「黄金世代」です。
そんな猛者たちから信頼され、キャプテンを任されたという事実が、八尋選手の人間性を証明しています。
プレーで引っ張るだけでなく、言葉でチームの方向性を示し、苦しい時には誰よりも矢面に立つ。
その姿勢は、現在の青山学院大学でのリーダーシップにもそのまま引き継がれています。
青山学院大学での挑戦と今後の展望
大学ラストイヤーとなる2025年シーズン。
八尋選手はどのような目標を見据え、その先にはどのような未来を描いているのでしょうか。
彼のキャリアの集大成と、将来の可能性について考察します。
大学選手権ベスト8への壁
青山学院大学ラグビー部は近年着実に力をつけており、大学選手権への出場も果たしています。
八尋主将が掲げる目標は、さらにその上を行く「大学選手権ベスト8」です。
これには関西リーグの上位校や、対抗戦の上位校を撃破する必要があります。
チーム全体のディフェンス力を底上げし、接戦を勝ち切る勝負強さを身につけられるか。
主将としての手腕が問われるシーズンとなります。
リーグワンへの挑戦の可能性
大学卒業後の進路として期待されるのが、国内最高峰リーグ「ジャパンラグビー リーグワン」への挑戦です。
サイズという壁はありますが、それを補って余りあるタックルスキルとリーダーシップは、多くのチームにとって魅力的でしょう。
近年、小柄ながらトップリーグで活躍するフランカーも増えています。
彼のプレースタイルは、日本ラグビー界においても希少価値が高く、上のステージでの活躍を望むファンは少なくありません。
ファンが期待する「記憶に残る選手」へ
記録もさることながら、八尋選手は「記憶に残る選手」としての道を歩んでいます。
ひたむきなプレー、礼儀正しい振る舞い、そして熱い闘志。
青山学院大学の歴史において、「八尋祥吾という素晴らしいキャプテンがいた」と語り継がれる存在になることは間違いありません。
残された大学生活の全ての試合が、彼の伝説の1ページとなるでしょう。
八尋祥吾選手の試合を観戦するには?

記事を読んで八尋選手のプレーを実際に見たくなった方のために、観戦ガイドをまとめました。
現場で感じるタックルの音と迫力は、映像とは比べものになりません。
関東大学対抗戦のスケジュールをチェック
青山学院大学の主戦場は、例年9月から12月にかけて行われる「関東大学対抗戦Aグループ」です。
東京・秩父宮ラグビー場や、各大学のグラウンドなどで試合が開催されます。
日本ラグビーフットボール協会や、関東ラグビーフットボール協会の公式サイトで最新の日程を確認しましょう。
特に秋のシーズンは、毎週末が熱戦の連続です。
- 春季大会:4月〜6月頃(新チームの調整と力試し)
- 夏合宿:8月(長野県・菅平高原などでの練習試合)
- 対抗戦A:9月〜12月(大学選手権をかけた本番)
注目のマッチアップ
特に注目すべきは、帝京大学、明治大学、早稲田大学といった「大学3強」との対戦です。
格上の強力FWに対して、八尋選手がどれだけ低いタックルで食い下がれるかが最大の見どころです。
また、入れ替え戦の回避や大学選手権出場を争うライバル校(慶應義塾大や立教大など)との試合は、意地と意地がぶつかり合う激闘必至のカードとなります。
青山学院大学ラグビー部を応援しよう
試合会場では、青山学院大学のチームカラーであるダークグリーンのジャージを探してください。
スタンドから送られる声援は、選手たちが最後の1歩を踏み出すための大きな力になります。
SNSや大学の公式サイトでも、試合速報や選手のコメントが発信されています。
八尋主将の熱いメッセージをチェックして、チームと一体となって応援しましょう。
まとめ:小さな闘将、八尋祥吾のラストシーズンを見逃すな!
身長168cmの体で大学ラグビー界の巨漢たちに挑み続ける、青山学院大学主将・八尋祥吾選手。
そのキャリアは、中学、高校、大学と常にリーダーとしてチームを牽引し続けてきた、まさに「キャプテンの鑑」とも言えるものでした。
東福岡高校仕込みの激しいコンタクトと、相手の懐に潜り込む鋭いタックルは、今シーズンさらに磨きがかかっています。
「大学選手権ベスト8」という高い壁に挑む彼の背中は、チームメイトだけでなく、私たち観客にも勇気を与えてくれるはずです。
2025年、学生ラストイヤーとなる彼の集大成。
その一挙手一投足から目が離せません。
ぜひ、次の週末はラグビー場へ足を運び、八尋祥吾選手の魂のタックルを生で目撃してください!



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