「青山学院大学ラグビー部に入りたいけれど、寮はあるの?」「練習場所とキャンパスが離れているって本当?」
華やかなイメージのある青山学院大学ですが、体育会ラグビー部(AGR)の活動拠点は、実はキャンパスの立地や学部によって生活スタイルが大きく異なります。大学ラグビーという厳しい世界で結果を出すためには、練習環境と生活基盤の理解が欠かせません。
この記事では、入部を検討している高校生やその保護者の方に向けて、青学ラグビー部の「住まい」と「リアルな生活」について、以下のポイントを中心に詳しく解説します。
- 活動拠点:緑ヶ丘グラウンドと寮・住まいの位置関係
- 生活リズム:相模原キャンパスと青山キャンパスの通学事情
- 食事と体作り:アスリートとしての自己管理とサポート体制
- 文武両道:学業と部活動を両立させるための工夫
青山学院大学ラグビー部寮のエリア情報と緑ヶ丘グラウンド
ラグビー部の活動において、最も重要になるのが「練習場所」と「生活拠点」の距離感です。ここでは、青山学院大学ラグビー部の心臓部とも言えるグラウンドと、部員たちが生活を送るエリアについて詳しく解説します。
活動の聖地「緑ヶ丘グラウンド」の概要
青山学院大学ラグビー部のメイングラウンドは、神奈川県相模原市にある「緑ヶ丘グラウンド」です。ここは2015年に全面リニューアルされ、最新の人工芝が敷設された素晴らしい環境が整っています。
クラブハウスやトレーニングルームも完備されており、選手たちは授業以外の多くの時間をこの場所で過ごし、チーム強化に励んでいます。グラウンドコンディションが良いことは、怪我のリスクを減らし、質の高い練習を維持するために不可欠な要素です。
JR横浜線の淵野辺駅からバスや自転車でアクセスできる場所にあり、静かで集中できる環境がアスリートとしての成長を後押ししています。
寮や住まいはどこ?生活拠点の真実
実は、青山学院大学ラグビー部には「ラグビー部専用の寮」という単独の建物があるわけではありません。多くの部員は、大学が提携する学生寮(町田寮や相模原学生寮など)や、グラウンド周辺の一般賃貸(下宿)で生活しています。
特に地方出身の選手は、食事付きの学生寮を利用するか、グラウンドに近い相模原エリアで一人暮らしをするケースが一般的です。寮生活では他競技の学生とも交流が生まれ、競技の枠を超えた刺激を受けられる点が大きなメリットとなります。
「チームで一つ屋根の下」という完全な合宿所スタイルではありませんが、部員同士が近隣に住むことで結束力は非常に固く、互いの家を行き来しながらコミュニケーションを深めています。
相模原キャンパスへのアクセス事情
理理工学部や社会情報学部などが設置されている「相模原キャンパス」は、緑ヶ丘グラウンドと同じ相模原エリアに位置しています。そのため、このキャンパスに通う理系学部の部員にとって、練習と学業の移動負担は非常に少ないです。
グラウンドからキャンパスまでは数キロ圏内であり、自転車やバイクであれば15分程度で移動できるため、朝練後の授業出席もスムーズに行えます。空き時間にウエイトトレーニングを行うなど、時間を有効活用しやすい環境と言えるでしょう。
生活圏がコンパクトにまとまっているため、競技に没頭したい学生にとっては理想的なロケーションであり、無駄な移動時間を削減できる点は大きなアドバンテージです。
青山キャンパスへの移動と時間の使い方
一方で、文学部や経済学部などの文系学部が集まる「青山キャンパス(渋谷)」に通う部員は、移動時間の管理が課題となります。グラウンドのある相模原エリアから渋谷までは、電車で約1時間から1時間半ほどの時間を要します。
朝練を終えてから急いで電車に乗り、渋谷へ向かう生活はハードですが、多くの先輩たちがこの生活リズムを確立し、卒業していきました。移動中の車内を「睡眠によるリカバリー」や「読書・課題の時間」に充てるなど、工夫次第でプラスに変えることも可能です。
この「移動」をどう捉えるかが、青学ラグビー部で文武両道を達成するための鍵であり、社会人になってからも役立つタイムマネジメント能力を養う機会となっています。
入部・入寮にかかる費用と準備
入部にあたっては、部費や遠征費のほかに、住居に関する初期費用を計算に入れておく必要があります。学生寮に入る場合は入寮費や月々の寮費(食事込みで月額8〜10万円程度が目安)、一人暮らしなら敷金・礼金などが発生します。
大学周辺の家賃相場は、都心に比べれば相模原・町田エリアは比較的安価であり、学生向けの物件も豊富です。経済的な負担を考慮し、事前に保護者としっかり相談して予算計画を立てておくことが大切です。
また、練習着やスパイク、プロテインなどの消耗品費も年間を通して必要になるため、生活費全体を見通した資金計画を立て、アルバイト(オフの日など)が可能かどうかも確認しておくと良いでしょう。
共同生活と一人暮らしで育む自己管理能力

大学ラグビーでは、高校時代以上に「自律」が求められます。親元を離れて生活することは、単にラグビーをするだけでなく、一人の人間として自立するための重要なステップです。
朝練中心の生活リズムと早起きの習慣
大学ラグビー部の朝は早く、多くの場合は授業前の早朝(6時台〜)から練習が始まります。これは、授業時間との兼ね合いや、グラウンドを有効に使うための合理的なスケジュールです。
寮生や近隣に住む部員は、眠い目をこすりながらも仲間と共にグラウンドへ向かい、朝日の中で汗を流します。この「強制的な早起き」の習慣は、乱れがちな大学生の生活リズムを整え、健康的な日常を送るための基盤となります。
朝に激しい運動を行うことで代謝が上がり、その後の授業にも集中できる(あるいは心地よい疲労感で熟睡してしまうこともありますが)というサイクルが出来上がります。
主な1日のスケジュール例
| 時間帯 | 活動内容 |
|---|---|
| 05:30 | 起床・軽食 |
| 06:30 | 朝練開始(緑ヶ丘グラウンド) |
| 08:30 | 練習終了・シャワー・朝食 |
| 10:00 | キャンパスへ移動・授業 |
| 17:00 | 自主トレ・ウエイト(授業終了後) |
| 19:00 | 夕食・フリータイム・課題 |
| 22:30 | 就寝(リカバリー) |
部員同士の絆を深めるオフの過ごし方
練習が休みのオフの日や練習後の時間は、近くに住む部員同士で過ごすことが多くなります。一緒に夕食を作ったり、銭湯へ行って疲れを癒やしたりと、家族のような時間を共有します。
厳しい練習を共に乗り越える仲間と生活面でも支え合うことで、フィールド上での「あうんの呼吸」や信頼関係が生まれます。特に怪我で苦しい時期や、試合に出られず悩んでいる時、近くに相談できる仲間がいることは精神的な大きな支えとなります。
先輩が後輩にご飯をご馳走したり、逆に後輩が先輩の生活の知恵を学んだりと、縦のつながりも自然と強化されるのが、このエリアでの生活の魅力です。
生活エリアでの主な交流
- 練習後の学食や近隣定食屋での食事会
- テスト期間中の勉強会の開催
- 休日の映画鑑賞や買い物(町田・相模大野など)
掃除・洗濯・自炊による生活力の向上
寮生活の一部や一人暮らしでは、掃除、洗濯、ゴミ出しといった家事をすべて自分で行わなければなりません。泥だらけになった練習着を毎日洗濯し、部屋を清潔に保つことは、ラグビー選手としての基本である「規律」に通じます。
特に食事の準備や後片付けは面倒な作業ですが、これを習慣化することで、親への感謝の気持ちが芽生える学生も少なくありません。自分の身の回りのことを自分で管理する能力は、社会に出てからも必ず評価されるスキルです。
青学ラグビー部での4年間を終える頃には、ラグビーの技術だけでなく、一人の大人として恥ずかしくない生活力が身についていることでしょう。
フィジカルを強化する食事環境と栄養管理
ラグビーにおいて体は最大の武器であり、防具です。大学生になると体が急激に大きくなる時期ですが、それを支えるのはトレーニング以上に「食事」の質と量が重要になります。
学生寮の食事と栄養バランス
学生寮(町田寮など)に入寮している場合、朝晩の食事が提供されることが最大のメリットです。管理栄養士が監修したメニューは、アスリートに必要なタンパク質や炭水化物が計算されており、栄養バランスに悩む必要がありません。
特に練習直後の夕食は、筋肉の修復と疲労回復に不可欠です。疲れて帰宅しても温かい食事が用意されている環境は、体重を維持・増量しなければならないラグビー部員にとって、非常に恵まれた条件と言えます。
好き嫌いなく大量に食べることもトレーニングの一環と捉え、寮の食堂で仲間と競い合うようにご飯をかき込む光景は、体育会ならではの日常です。
自炊・外食組の食事マネジメント
一人暮らしを選択した部員や、寮の食事が提供されない日(日祝など)は、自分で食事を管理する必要があります。ここでは「何をどれだけ食べるか」という自己管理能力が試されます。
近隣の定食屋を活用したり、スーパーで安くて栄養価の高い食材(鶏胸肉、卵、ブロッコリーなど)を調達して自炊したりと、工夫が必要です。先輩から「増量レシピ」を受け継ぐなど、部内には体作りのノウハウが蓄積されています。
また、大学の学食も重要な栄養源です。相模原・青山キャンパス共にメニューが充実しており、昼食でしっかりとカロリーを摂取することが、午後の活動エネルギーを確保する鍵となります。
補食とプロテインの活用法
3食の食事だけでは、激しい練習で消費したカロリーと、筋肥大に必要な栄養を補いきれないことが多々あります。そのため、練習前後や授業の合間に摂取する「補食」が非常に重要です。
おにぎりやバナナ、プロテインバーなどを常にカバンに忍ばせ、空腹の時間を作らないように意識します。特にトレーニング直後のゴールデンタイムには、速やかにプロテインを摂取できる準備を怠りません。
緑ヶ丘グラウンドのクラブハウスや部室には、こうした補食を摂るスペースや冷蔵庫などが確保されている場合も多く、チーム全体で体を大きくする意識が共有されています。
学業優先!文武両道を支えるサポート体制
青山学院大学ラグビー部は、競技力だけでなく人間力や学力を重視するチームカルチャーを持っています。「ラグビーだけできていれば良い」という考えは通用しません。
テスト期間中の部活動の配慮
大学の定期試験期間中や重要なレポート提出時期には、練習時間が調整されることがあります。学生の本分はあくまで学業であり、単位を落として留年することは、チームにとっても大きな損失となるからです。
全体練習の時間を短縮し、その分を勉強時間に充てるよう指導陣からもアナウンスされます。このメリハリのあるスケジュール管理が、集中力を高め、結果としてラグビーのパフォーマンス向上にも繋がります。
グラウンドから帰宅した後、いかに机に向かう時間を確保するか。ここでも日頃培った「精神力」と「タイムマネジメント」が試されることになります。
先輩・同期による履修登録アドバイス
大学の履修システムは複雑で、特に1年生のうちはどの授業を取るべきか迷うことが多いものです。そんな時、同じ学部の先輩や同期の存在が非常に頼りになります。
「この授業はラグビー部にとって出席しやすい」「この先生は厳しいけれどためになる」といったリアルな情報が部内で共有されます。過去問の共有やノートの貸し借りなど、学業面でのチームワークも抜群です。
学部が異なっても、教職課程を取る部員同士で情報交換をするなど、互いに助け合いながら卒業を目指す風土が根付いています。
卒業後の進路とキャリア形成
青山学院大学ラグビー部のOBは、ラグビーのトップリーグ(リーグワン)に進む選手もいれば、大手一般企業に就職してビジネスの世界で活躍する人も多数います。
4年間の厳しい練習と寮生活・共同生活で培った「忍耐力」「協調性」「課題解決能力」は、就職活動において非常に高く評価されます。また、OB会組織もしっかりしており、現役生への就職支援やアドバイスも活発に行われています。
「青学ラグビー部でやり抜いた」という自信は、どのような進路を選んだとしても、社会を生き抜くための強力な武器となるはずです。
保護者が知っておきたい安全と安心の取り組み

大切なお子様を預ける保護者の方にとって、怪我や生活トラブルは最大の懸念事項です。ここでは、大学やラグビー部が講じている安全対策について触れておきます。
トレーナーによる身体のケア体制
ラグビーはコンタクトスポーツであるため、怪我のリスクは避けられません。しかし、チームには専門のトレーナーが帯同しており、日々の練習から試合まで、選手のコンディションを厳しくチェックしています。
怪我をした際のリハビリメニューの作成や、復帰までのプロセス管理、さらには怪我を予防するためのテーピングやストレッチ指導など、手厚いサポート体制が整っています。無理をして選手寿命を縮めないよう、医学的な見地からの判断が優先されます。
万が一の怪我の際も、近隣の整形外科やスポーツクリニックと連携し、迅速な対応が取れる体制が構築されています。
生活トラブルへの対応と防犯
学生寮には管理人が常駐している場合が多く、部外者の侵入を防ぐセキュリティシステムも導入されています。初めての一人暮らしの場合でも、先輩や同期が近くに住んでいる環境は、防犯面でも精神的な安心感に繋がります。
また、大学側も定期的にガイダンスを行い、カルト勧誘や悪徳商法、SNSトラブルなど、大学生が巻き込まれやすいトラブルへの注意喚起を行っています。部内でも風紀に関する指導は徹底されています。
何か問題が起きた際には、監督やコーチ、学生スタッフが速やかに情報を共有し、保護者とも連携を取れるような連絡網が整備されています。
保護者会や試合観戦での交流
青山学院大学ラグビー部には、保護者同士の交流の場や公式戦の応援を通じて、活動の様子を知る機会が多くあります。実際にグラウンドに足を運び、我が子がひたむきにボールを追う姿を見ることは、親御さんにとっても大きな喜びとなるでしょう。
年に数回行われる保護者会や懇親会では、指導陣からチームの方針や学生の様子について直接話を聞くことができます。離れて暮らしていても、チーム全体で学生を見守る「ファミリー」のような温かさが魅力です。
公式SNSやホームページでも日々の活動が発信されているため、遠方に住む保護者の方も安心して応援を続けることができます。
まとめ:青学ラグビー部での生活は一生の財産になる
青山学院大学ラグビー部での生活は、決して楽なものではありません。緑ヶ丘グラウンドでのハードな練習、キャンパスへの移動、そして自律を求められる共同生活。しかし、その厳しさの中で得られる経験と仲間は、何にも代えがたい一生の財産となります。
記事の要点まとめ
- 拠点:練習は相模原市の「緑ヶ丘グラウンド」。住まいは周辺の寮や下宿が中心。
- 通学:相模原キャンパスは至近、青山キャンパスへは移動時間の工夫が必要。
- 生活:朝練中心の規則正しい生活と、仲間との絆を深める共同生活。
- 成長:食事管理や学業との両立を通じて、社会で通用する自己管理能力が身につく。
もしあなたが「もっと成長したい」「最高の仲間とラグビーがしたい」と本気で考えているなら、青山学院大学ラグビー部の門を叩いてみてください。まずは公式サイトで最新の入試情報や練習会のスケジュールを確認し、実際に緑ヶ丘の空気を肌で感じてみることをおすすめします!



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