「今度試合がある『西グラウンド』って、メインスタジアムと何が違うの?」
「熊谷スポーツ文化公園の端にあるらしいけれど、駐車場はどこに停めるのが正解?」
熊谷ラグビー場の敷地内には複数のフィールドがあり、特に「西グラウンド」は場所や設備が分かりにくく、当日迷ってしまう方が少なくありません。2021年の改修で美しい天然芝に生まれ変わったこのフィールドは、高校選抜大会や女子ラグビーの拠点としても重要度を増しています。
この記事では、現地を熟知する筆者が西グラウンドの正確な位置、最適なアクセスと駐車場、そして選手と観戦者が知っておくべき設備のリアルな実情を完全解説します。
- メインスタジアム(Aグラウンド)とは全く別の場所にある
- 最寄り駐車場は「P3」または「西第2多目的広場」
- 観客席や屋根設備が簡易的なため、事前の準備が必須
熊谷ラグビー場「西グラウンド」とは?場所と特徴を完全網羅
熊谷スポーツ文化公園内には、ラグビーができるグラウンドが主に4つ存在します。その中で最も西側に位置し、独立したエリアにあるのが「西グラウンド」です。
以前は土のグラウンドや多目的広場として認識されていましたが、近年の改修により本格的なラグビーフィールドへと進化しました。ここでは、まず西グラウンドの基本スペックと、他のフィールドとの決定的な違いを解説します。
天然芝へ全面改修!西グラウンドの最新スペック
西グラウンドの最大の特徴は、2021年末に完了した改修工事により、全面が高品質な「天然芝」ピッチになったことです。広さは約11,340㎡あり、ラグビーのフルコートを余裕を持って確保できます。
ピッチの外周にはロングパイル人工芝が敷設されており、ウォーミングアップやボールパーソンが待機するエリアも足元が整備されています。かつての土グラウンドのイメージを持っている方は、その変貌ぶりに驚くことでしょう。クッション性が高く、選手の怪我のリスクを軽減する現代的なフィールドです。
A・B・Cグラウンドやワイルドナイツ練習場との違い
現地で最も多いトラブルが、会場の間違いです。特に「Cグラウンド」や「ワイルドナイツ練習場(さくらオーバルフォート)」と混同されがちですが、これらは全く別の場所にあります。
- A・B・Cグラウンド: 公園の東側(ラグビー場エリア)に集中している。
- ワイルドナイツ練習場: ラグビー場エリアの北側にある。
- 西グラウンド: 公園の西端(くまがやドームよりもさらに西)。
西グラウンドからメインスタジアム(Aグラウンド)までは、徒歩で15〜20分ほど離れています。間違えてメイン側の駐車場に停めてしまうと、重い荷物を持って公園を横断することになるため注意が必要です。
観客席と応援環境のリアル
メインスタジアムのような巨大なスタンド席は、西グラウンドにはありません。基本的にはフィールドのサイドライン沿いに土手や簡易的なスペースがあり、そこから観戦するスタイルとなります。
一部にベンチや小規模なスタンドが設置されることもありますが、収容人数は限られています。保護者や観戦者は、折りたたみ椅子やレジャーシートを持参するか、立ち見になることを想定して準備をしておくと安心です。ピッチとの距離が非常に近く、選手の息遣いが聞こえるほどの臨場感は西グラウンドならではの魅力です。
ナイター設備と利用可能時間
西グラウンドには夜間照明設備が設置されており、日没後の練習や試合にも対応しています。ただし、メインスタジアムほどの照度はなく、練習試合やトレーニングに十分な明るさというレベルです。
利用可能時間は通常、朝の8時30分から夜の21時30分頃まで設定されています。大会運営や季節によって変動するため、夜間利用の場合は事前に管理事務所へ点灯スケジュールの確認をしておきましょう。
正確な位置情報と公園内マップでの見つけ方
西グラウンドの正確な住所は、公園全体の住所(熊谷市上川上300)と同じ表記になることが多く、カーナビの設定が難しい場合があります。Googleマップ等で検索する際は、「熊谷スポーツ文化公園 西グラウンド」または「西第1多目的広場」と入力してください。
公園内の案内看板では「西第1多目的広場」と表記されていることが多いため、この名称も覚えておくと現地で迷いません。目印としては「くまがやドーム」を目指し、そこからさらに西へ進んだ突き当たりエリアとなります。
選手・指導者必見!西グラウンド利用のリアルな環境

実際にプレーする選手やチームスタッフにとって、芝の状態以外にも気になるのがバックヤードの環境です。
西グラウンドはメインスタジアムのような充実した付帯施設がないため、チームごとの準備力が問われます。ここでは、試合当日に慌てないための設備事情を深掘りします。
更衣室・シャワー・トイレの場所
西グラウンド専用のクラブハウスのような建物は限定的で、大規模な更衣室やシャワー設備はグラウンド直近には期待できません。基本的には、近隣の「彩の国くまがやドーム」の施設を利用するか、簡易テント等で対応することになります。
トイレに関しては、グラウンド脇に公衆トイレが設置されていますが、大会時には混雑が予想されます。着替えやシャワーが必要な場合は、事前にドーム側の利用可否を確認するか、着替えを済ませてから会場入りすることをおすすめします。
アップエリアの確保とスパイク利用の制限
天然芝ピッチのため、芝生保護の観点からウォーミングアップエリアが厳格に指定されることがあります。ピッチ内での激しいアップが制限される場合、外周の人工芝エリアや、隣接する広場を利用することになります。
また、スパイクのポイント(スタッド)についても、金属製や鋭利なものの使用がチェックされる場合があります。特にジュニアやスクールの試合では規定が厳しいため、予備のポイントやアップシューズを必ず持参してください。
荷物搬入とチームバスの駐車位置
チームバスや用具運搬車の駐車位置は、事前に大会本部や公園管理事務所との調整が必要です。一般的には、西グラウンドすぐ横のスペースや、西第2多目的広場(駐車場として利用される場合)が割り当てられます。
グラウンド入口までの動線はフラットで搬入しやすいですが、一般車両の駐車場とは入り口が異なるケースがあります。当日の誘導員の指示に従い、指定されたエリアで速やかに荷下ろしを行いましょう。
観戦者・保護者向けアクセス&快適滞在ガイド
西グラウンドでの観戦は、屋根のない屋外環境との戦いでもあります。熊谷特有の気候対策も含め、快適に過ごすためのポイントをまとめました。
アクセス方法を間違えると、広大な公園内を延々と歩く羽目になります。最短ルートを確認しておきましょう。
最寄りバス停「赤城神社」からのルート
公共交通機関を利用する場合、熊谷駅からバスに乗りますが、行き先によって降りるバス停が異なります。「くまがやドーム行き」に乗った場合は終点で下車し、そこから徒歩約5〜8分です。
もう一つのルートとして、「葛和田行き」のバスに乗り、「赤城神社前」バス停で下車する方法があります。こちらの方が西グラウンドに地理的に近く、徒歩数分でアクセス可能です。バスの本数が限られているため、事前に時刻表を必ず確認してください。
駐車場はP3が正解?混雑時の回避テクニック
車で来場する場合、西グラウンドに最も近い一般駐車場は「P3」または「西第2多目的広場(臨時駐車場として開放時)」です。メインラグビー場に近いP1やP2に停めてしまうと、20分近く歩くことになります。
- P3駐車場: くまがやドームの西側にあり、西グラウンドまで徒歩圏内。
- 西第2多目的広場: 大会開催時などに臨時駐車場として開放される場合、ここが最短(目の前)。
大規模な大会やドームでのイベントと重なるとP3はすぐに満車になります。その場合は、少し離れますがP4などを利用し、早めの到着を心がけましょう。
屋根なし対策と熱中症・防寒の準備
西グラウンドの観戦エリアには、基本的に屋根がありません。「日本一暑い」と言われる熊谷の夏、そして「赤城おろし」が吹き荒れる冬、どちらも過酷な環境になりえます。
夏場は日傘(周囲への配慮必須)、帽子、十分な水分が不可欠です。近くに自販機はありますが、売り切れのリスクもあるため持参が鉄則です。冬場は風を遮るものがないため、防風性の高いアウターやブランケット、カイロの準備を万全にしてお出かけください。
西グラウンドの予約方法と料金体系
西グラウンドをチームの練習や社内大会で貸切利用したい場合の手続きについて解説します。
埼玉県営の施設であるため、公平な予約システムが導入されています。利用を検討している団体代表者の方は、以下のフローを参考にしてください。
予約システム「まんまるよやく」の登録と抽選
予約には、埼玉県の公共施設予約システム「まんまるよやく」への利用者登録が必要です。登録後、インターネットや電話を通じて申し込みを行います。
人気施設のため、土日祝日の利用は抽選になることが一般的です。抽選申し込みは利用月の数ヶ月前から始まるため、早めの計画が必要です。抽選終了後の空き枠については、先着順で予約が可能となります。
利用料金の目安と支払いフロー
利用料金は、県営施設ならではのリーズナブルな設定になっています。全面利用の場合、1時間あたり数千円程度(県内・県外、平日・休日で変動あり)で借りることができます。
照明を利用する場合は別途料金がかかります。支払いは、利用日当日に管理事務所の窓口で現金払い、または納入通知書による事前の支払いが基本です。最新の料金表は、熊谷スポーツ文化公園の公式サイトで必ず確認してください。
雨天キャンセル規定と連絡先
屋外競技場のため、天候によるキャンセル規定が存在します。雨天等でグラウンドコンディションが悪く、利用不可と施設側が判断した場合は、キャンセル料がかからないケースがほとんどです。
ただし、自己都合による直前のキャンセルはペナルティやキャンセル料が発生します。天候が怪しい場合は、自己判断せず、必ず当日の朝に管理事務所へ電話連絡を入れて指示を仰ぐようにしましょう。
熊谷スポーツ文化公園周辺のコンビニ・食事事情

試合や練習の合間に、食事や飲み物を調達できる場所を把握しておくことは重要です。西グラウンド周辺のお店事情を紹介します。
公園内には売店が常設されていないエリアも多いため、事前の買い出しが基本となります。
徒歩圏内のコンビニと買い出しスポット
西グラウンドから徒歩ですぐに行ける距離には、コンビニはありません。最寄りのコンビニ(セブンイレブンやローソンなど)へは、車で数分、徒歩だと15分以上かかる場合があります。
そのため、公園に到着する前に、熊谷駅周辺や道中のコンビニで必要な食料・飲料を全て購入しておくことを強くおすすめします。公園内の自販機は飲料のみで、軽食は手に入りません。
試合前後の食事におすすめの周辺エリア
しっかりとした食事をとりたい場合、公園の南側を走る国道17号バイパス沿いまで出ると、多くの飲食店が立ち並んでいます。
ファミレス、回転寿司、ラーメン店など、大人数でも入りやすいチェーン店が豊富です。また、熊谷駅北口周辺まで戻れば、ラグビーファンが集うパブや地元の人気店で、試合後の打ち上げを楽しむこともできます。
遠方からの宿泊とホテル選び
遠征で宿泊が必要な場合、最も便利なのは熊谷駅周辺のホテルです。駅周辺にはビジネスホテルが複数あり、そこからバスやタクシーで公園へ向かうのがスムーズです。
大会期間中は熊谷市内のホテルが満室になることもあります。その場合は、電車でアクセスしやすい近隣の行田市や深谷市、あるいは新幹線で1駅の大宮エリアまで範囲を広げて探すと良いでしょう。
まとめ:熊谷ラグビー場西グラウンド攻略のポイント
熊谷ラグビー場の西グラウンドは、Aグラウンドとは異なる独自の環境を持つフィールドです。最後に、快適に利用・観戦するための最重要ポイントを整理します。
事前の準備が、当日の満足度を大きく左右します。以下のチェックリストを活用してください。
- 場所の確認: 公園西端。「西第1多目的広場」を目指す。
- 駐車場: 「P3」または「西第2多目的広場」を利用する。
- 装備: 屋根なし。雨具、日除け、防寒具、椅子を持参する。
- 買い出し: 近隣にコンビニなし。駅周辺で全て済ませてから現地入りする。
素晴らしい天然芝のピッチで、熱いラグビーの時間を楽しめるよう、万全の準備で西グラウンドへ向かいましょう!



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