英国の名門パブリックスクールの姉妹校として、千葉県柏の葉に開校したラグビースクールジャパン(RSJ)。その圧倒的なブランド力と教育環境に惹かれ、入学を検討するご家庭が増えています。しかし、日本の一般的な学校とは異なり、明確な「偏差値」が存在しないため、難易度や対策が見えにくいのが現状です。この記事では、ラグビースクールジャパンの入試実態や合格に必要な要素を、Webマーケターの視点から詳しく分析します。まずは、合格に向けた重要ポイントを整理しましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 偏差値 | 公式には存在しない(非公開) |
| 難易度 | 国内トップクラス(英検準1級〜1級相当) |
| 選考内容 | 英語・数学・CAT4・面接 |
| 学費 | 年間約500万円〜800万円 |
ラグビースクールジャパンの偏差値は?難易度を測る5つの指標
多くの保護者様が「ラグビースクールジャパンの偏差値はいくつか」と検索されますが、結論から申し上げますと、既存の偏差値ランキングには当てはまりません。インターナショナルスクールである同校は、日本の学習指導要領とは異なる基準で生徒を評価しているからです。ここでは、偏差値の代わりに難易度を測るための具体的な指標について、5つの視点から解説します。
偏差値という単一の数字がない分、求められる能力は多岐にわたります。単なるペーパーテストの点数だけでなく、潜在能力や人間性も含めた総合的な評価がなされる点を理解することが、合格への第一歩です。それでは、具体的な難易度の実態を見ていきましょう。
なぜ偏差値が存在しないのか
日本の学校教育における偏差値は、主に日本語での学科試験の結果を相対的に数値化したものです。一方、ラグビースクールジャパンは英国式のカリキュラムを採用しており、試験言語も評価基準も根本的に異なります。そのため、日能研や四谷大塚といった大手塾の模試偏差値表には掲載されず、単純な数値比較ができません。偏差値がないことは「入りやすい」ことを意味せず、むしろ独自の基準による高度な選抜が行われていると考えるべきです。既存の物差しでは測れない、グローバルスタンダードな「賢さ」が求められています。
実質的な難易度は「超難関」
偏差値という数値はありませんが、入学難易度は日本のトップレベル進学校と比較しても遜色ありません。むしろ、高い英語力と論理的思考力が前提となるため、準備なしでの合格は極めて困難です。特に、英国本校が450年以上の歴史を持つ名門であることから、そのブランドに見合う高い学力と資質を持った生徒が集まります。開校以来、国内外から優秀な生徒が志願しており、実質的な競争倍率は非常に高い水準で推移していると考えられます。単なる学力だけでなく、リーダーシップや多様性への適応力も審査の対象となります。
求められる英語力の目安
授業は全て英語で行われるため、入学時点でネイティブに近い英語力が求められます。学年にもよりますが、中等部以上であれば英検準1級から1級程度の語彙力と読解力が必要となるでしょう。単に試験で正解を選ぶだけでなく、英語で自分の意見を論理的に表現するエッセイライティングやスピーキングの能力も必須です。帰国子女や他のインターナショナルスクールからの転入生がライバルとなるため、国内の一般的な英語教育だけでは太刀打ちできない可能性があります。早期からの計画的な英語学習環境の構築が不可欠です。
算数(数学)のレベル
数学の試験も英語で実施されるため、数式を解く力に加え、英語での数学用語の理解が求められます。問題自体の難易度は日本の難関私立中学ほど奇問・難問が出るわけではありませんが、問題文を正確に読み解く読解力がカギとなります。英国のカリキュラムに基づいた出題傾向があるため、IGCSEやAレベルを見据えた基礎的な数理処理能力が試されます。計算スピードよりも、論理的なプロセスを重視する傾向があり、記述式の解答においては思考過程を英語で説明するスキルも重要視されるでしょう。
倍率と競争率の現状
ラグビースクールジャパンの詳細な倍率は公表されていませんが、定員に対する志願者数は年々増加傾向にあります。特に、日本国内にいながら本場英国のボーディングスクール体験ができるという希少性から、富裕層や教育熱心な家庭からの注目度は抜群です。募集学年やタイミングによっては若干名の枠を争うことになり、非常に狭き門となるケースも珍しくありません。また、兄弟姉妹の在籍や、学校の理念への深い理解度も合否に影響を与える可能性があり、数字以上の厳しい競争があることを覚悟しておく必要があります。
合格を勝ち取る入試内容と対策|CAT4と面接の重要性

ラグビースクールジャパンの入試は、単なる知識の確認テストではありません。生徒が将来的に伸びる素質を持っているかを見極めるため、多角的な評価システムが採用されています。特に重視されるのが、認知能力テストである「CAT4」と、人物像を見る「面接」です。
これらの試験は、一般的な日本の受験対策ドリルを解くだけでは対応できない特殊なものです。それぞれの試験が意図することを正しく理解し、適切なトレーニングを積むことが合格への近道となります。ここでは、具体的な試験内容と効果的な対策法について深掘りします。
入学試験の全体像とプロセス
入試プロセスは、書類選考、筆記試験(オンライン含む)、面接という流れが一般的です。まずは出願書類(過去の成績表や推薦状など)で基本的な学力と生活態度がチェックされます。その後、英語と数学の試験に加え、CAT4と呼ばれる認知能力テストが実施されます。最後に、本人および保護者同伴の面接が行われ、学校とのマッチングが確認されます。どの段階も気が抜けませんが、特に筆記試験とCAT4の結果は、足切りラインとして機能する重要なフェーズです。早めの情報収集と準備が成功の鍵を握ります。
CAT4テストの仕組みと対策
CAT4(Cognitive Abilities Test)は、知識量ではなく、言語的・非言語的な推論能力や空間認知能力を測るテストです。英国の学校で広く採用されており、生徒の潜在的な学習能力(ポテンシャル)を数値化します。このテストに慣れていない日本人生徒は、問題の形式に戸惑い実力を発揮できないことが多々あります。対策としては、模擬試験や専用の問題集を使用して、図形パズルや数列の規則性を見つける形式に慣れておくことが必須です。英語力に関わらず、純粋な思考力が試されるため、知能検査に近いトレーニングが有効となります。
面接で重視されるポイント
面接では、生徒本人の学習意欲や将来のビジョン、そして学校の理念「Whole Person(全人教育)」への適合性が問われます。試験官は「なぜラグビースクールジャパンなのか」「入学後にどのように貢献できるか」を英語で質問します。流暢な英語を話すだけでなく、自分の言葉で堂々と意見を述べる姿勢や、予期せぬ質問に対する柔軟な対応力が評価されます。また、保護者の面接も行われる場合があり、家庭の教育方針と学校の方針が一致しているかどうかも重要な合否判断材料となります。
学費と寮費のリアル|年間費用はどれくらいかかる?
世界最高峰の教育環境を提供するラグビースクールジャパンですが、その分、学費も国内トップクラスの高額設定となっています。入学を検討する上で、経済的な計画を立てることは避けて通れません。授業料だけでなく、施設費や寮費を含めたトータルコストを把握する必要があります。
ここでは、公式情報や一般的なインターナショナルスクールの相場をもとに、年間に必要な費用の目安を解説します。教育は未来への投資ですが、長期的な視点で資金計画を立てるための参考にしてください。具体的な内訳を見ていきましょう。
授業料と施設維持費の内訳
年間の授業料は、学年によって異なりますが、およそ400万円から500万円程度が目安となります。これに加え、入学時には入学金や学校開発寄付金などが別途必要となり、初年度の納入額はさらに高くなります。また、最新のICT機器や広大なキャンパスを維持するための施設維持費も年間数十万円単位で発生します。さらに、制服代、教材費、ランチ代、スクールバス代などの諸経費も積み重なるため、授業料以外の出費も十分に見積もっておく必要があります。為替や物価変動により改定されることもあるため、常に最新情報を確認しましょう。
ボーディング(寮)の費用
ラグビースクールジャパンの最大の特徴であるボーディング(寮生活)を選択する場合、授業料に加えて寮費が必要です。寮費には宿泊費、食費、寮独自のプログラム費用などが含まれ、年間で200万円から300万円程度が加算されます。つまり、寮生となる場合は、学費と合わせて年間700万円から800万円以上の費用がかかることになります。週末だけ帰宅する週寮制(ウィークリーボーディング)と完全寮制(フルボーディング)で費用が異なる場合があるため、ライフスタイルと予算に合わせた選択が必要です。
その他の諸経費と奨学金
その他にも、海外研修旅行(トリップ)の費用や、放課後のクラブ活動、個人レッスン(音楽やスポーツ)の費用が別途発生します。これらは任意参加のものが多いですが、充実したスクールライフを送るためには一定の予算が必要です。一方で、優秀な生徒を対象としたスカラシップ(奨学金)制度が用意されている場合もあります。学業成績や芸術・スポーツでの卓越した才能が認められれば、授業料の一部が免除される可能性があります。狭き門ではありますが、経済的な負担を軽減するために、奨学金情報の収集も積極的に行いましょう。
英国式カリキュラムの特徴|IGCSEとAレベルとは
ラグビースクールジャパンでは、英国のナショナルカリキュラムに基づいた教育が行われます。日本の教育システムとは大きく異なるため、その仕組みとメリットを正しく理解しておくことが重要です。特に、中等教育修了資格であるIGCSEと、大学入学資格であるAレベルは、進路を決定づける重要な要素です。
このカリキュラムは、世界中の大学で高く評価されており、海外名門大学へのパスポートとも言えます。ここでは、それぞれのプログラムの特徴と、生徒がどのように学びを深めていくのかについて解説します。世界で通用する学力の正体を探ります。
英国本校の伝統とハウスシステム
ラグビースクールの教育の根幹にあるのが、生徒たちが生活を共にする「ハウスシステム」です。学年を超えた縦割りの組織で、ハウスごとの対抗戦やイベントを通じて、団結力やリーダーシップを養います。単なる居住空間ではなく、社会性や人間性を育む教育の場として機能しています。また、チューター制度により、一人ひとりの学習や生活面でのきめ細やかなサポートが行われます。英国本校の伝統を受け継ぎながら、日本独自の文化も融合させた、規律と自由が共存する環境が提供されています。
IGCSEプログラムの概要
14歳から16歳(Year 10〜11)の生徒は、IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)という国際的な中等教育修了統一試験に向けたカリキュラムを履修します。これは義務教育の修了資格に相当し、英語、数学、理科などの必修科目に加え、人文科学や芸術などの選択科目を学びます。約2年間の学習の集大成として最終試験が行われ、その成績はAレベルへの進学や、一部の海外大学出願時にも参照されます。幅広い分野の基礎知識を固めつつ、自分の得意分野を見極めるための重要な期間となります。
大学進学を見据えたAレベル
16歳から18歳(Year 12〜13)のシックスフォームと呼ばれる段階では、Aレベル(General Certificate of Education Advanced Level)に向けた学習に特化します。生徒は自分の志望大学や専攻に合わせて3〜4科目を深く掘り下げて学びます。日本の高校のように多くの教科を広く浅く学ぶのではなく、専門性を極めるスタイルです。Aレベルの成績は世界中の大学入試で採用されており、オックスフォードやケンブリッジなどのトップ大学を目指す上で最も重要な指標となります。高度な思考力と分析力が試される、大学教養レベルの内容を含んでいます。
評判と進路実績|国内大学受験へのメリットとデメリット

開校から日が浅いため、ラグビースクールジャパン独自の進学実績データはまだ蓄積されていません。しかし、英国本校の実績やカリキュラムの特性から、卒業生の将来像はある程度予測できます。ここでは、現状の評判と、想定される進路について考察します。
海外大学を目指す生徒にとっては理想的な環境ですが、国内の大学受験を考えている場合は注意点もあります。メリットとデメリットを冷静に比較し、お子様の将来のキャリアプランに合致するかどうかを慎重に見極める必要があります。具体的な進路の可能性を見ていきましょう。
在校生や保護者からの評判
実際に通われているご家庭からは、「生徒主体の授業で探究心が育っている」「英語力が飛躍的に伸びた」といったポジティブな声が多く聞かれます。特に、緑豊かな柏の葉キャンパスの施設や、熱心な外国人教員の指導に対する満足度は高いようです。一方で、「日本語のサポートが限定的で不安」「学費以外の出費が多い」といった現実的な課題を指摘する声もあります。また、まだ卒業生が出ていないため、進路指導の体制については未知数な部分もあり、学校選びのリスクとして捉えている保護者も一定数存在します。
海外大学・国内大学への進路
主な進学先としては、英国のラッセルグループや米国のアイビーリーグなどの海外名門大学が想定されます。Aレベルの資格は国際的な通用性が高く、直接海外大学へ進学するルートが王道です。一方で、国内の大学へ進学する場合は、帰国生入試や総合型選抜(旧AO入試)を利用することになります。文部科学省の指定を受けた「一条校」ではないため、日本の高校卒業資格は自動的には得られない可能性があります(※課程認定の状況による)。そのため、国内一般受験には向いておらず、早慶上智やICUなどの国際系学部が有力なターゲットとなります。
日本の一般受験との違い
日本の一般的な大学入試(共通テストなど)は、日本語での高速処理能力や暗記量が問われるため、ラグビースクールジャパンの教育内容とは親和性が低いです。もし国内の医学部や国公立大学を一般受験で目指すのであれば、学校の勉強とは別に、予備校等で日本の受験対策を猛勉強する必要があります。これは生徒にとって二重の負担となり、学校生活の質を落とす原因にもなりかねません。入学を検討する際は、「海外大学を第一志望とする」あるいは「国内大学ならAO入試を活用する」という明確な戦略を持つことが重要です。
まとめ
ラグビースクールジャパンには、日本の一般的な「偏差値」という尺度は存在しません。しかし、その実態は、英検準1級以上の英語力、CAT4による高い認知能力、そして面接での表現力が求められる「超難関校」です。英国式のカリキュラムは、世界の名門大学への扉を開く強力な武器となりますが、同時に国内大学の一般受験とは異なるルートを歩む覚悟も必要です。
年間500万円以上の学費や、ボーディングスクールという特殊な環境は、誰にでも合うものではありません。しかし、グローバルな舞台で活躍するリーダーを目指すお子様にとっては、かけがえのない成長の場となるでしょう。まずは学校説明会に参加し、その空気を肌で感じることから始めてみてはいかがでしょうか。お子様の未来を切り拓く、最良の選択ができることを願っています。



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