大学ラグビー人気ランキング2026年度版|新王者明治と帝京の逆襲はどうなる?

rugby ball (33) 高校大学ラグビー

2025-2026シーズンの大学選手権は、明治大学が7大会ぶり14度目の優勝を果たし、熱狂の中で幕を閉じました。決勝戦での早稲田大学との激闘、そして前人未到の5連覇を狙った帝京大学の準決勝敗退など、大学ラグビー界の勢力図は大きく動き始めています。

新シーズンとなる2026年は、王者として君臨する明治大学に対し、悔しさを知るライバルたちがどのように挑むのかが最大の焦点です。伝統校の復権と新興勢力の台頭が入り混じる中で、ファンの注目度はかつてないほど高まっています。

この記事では、最新の戦績やファンの支持、そして将来性を含めた独自の人気ランキングを紹介します。これからラグビー観戦を始める方も、長年のファンも、2026年シーズンの展望を一緒に確認していきましょう。

順位 大学名 注目ポイント
1位 明治大学 選手権覇者。圧倒的なFW戦と伝統の重戦車が復活
2位 帝京大学 王座奪還へ。フィジカルモンスター軍団の再構築
3位 早稲田大学 準優勝の雪辱。展開力とスピードで頂点を目指す

大学ラグビー人気ランキング2026年のトップ5

2026年の大学ラグビーシーンを牽引するのは、昨シーズンの激闘を演じた上位校です。実績、伝統、そしてファンの熱量を総合的に分析した、今最も注目すべきトップ5の大学を紹介します。

1位:明治大学(関東大学対抗戦A)

2025年度の大学選手権決勝で早稲田大学を22-10で下し、見事に大学王者の座に返り咲いた明治大学が堂々の1位です。伝統の「重戦車」と呼ばれる強力なフォワード(FW)陣は健在で、スクラムやモールでの圧力は他大学を圧倒しています。

特に決勝戦で見せた、数的優位を逃さずに畳み掛ける試合巧者ぶりは、チームの成熟度を物語っていました。2026年シーズンも、フィジカルの強さを前面に押し出した「前へ」の精神で、連覇に向けた盤石の体制を築いています。

新チームでは、優勝を経験した主力メンバーが多く残るため、春季大会から安定した戦いが期待されます。紫紺のジャージが躍動する姿は、オールドファンだけでなく新しいラグビーファンの心も掴んで離しません。

2位:帝京大学(関東大学対抗戦A)

まさかの準決勝敗退で5連覇の夢が絶たれた帝京大学ですが、その実力と潜在能力は依然として日本トップクラスです。早稲田大学に敗れた悔しさをバネに、2026年は「チャレンジャー」として獰猛さを増して帰ってくるでしょう。

帝京の強みは、大学ラグビー界で群を抜くフィジカルフィットネスと、層の厚い選手リクルートにあります。敗戦を糧にして徹底的に鍛え直された肉体とメンタリティは、他校にとって最大の脅威となるはずです。

「紅き旋風」が再び大学ラグビー界を席巻するのか、それとも戦国時代の到来を許すのか。王座奪還をスローガンに掲げる2026年の帝京大学からは、一瞬たりとも目が離せません。

3位:早稲田大学(関東大学対抗戦A)

準決勝で王者・帝京大学を31-21で撃破し、世界を驚かせた早稲田大学が3位にランクインしました。決勝の「早明戦」では惜しくも敗れましたが、伝統の高速バックアタックと展開力は、観る者を魅了する華やかさがあります。

特に、相手の隙を突いて一気にトライまで持ち込むスピードと判断力は、大学レベルを超越したクオリティを持っています。2026年は、準優勝という結果に満足することなく、悲願の「荒ぶる」獲得に向けてさらに攻撃的になるでしょう。

軽量ながらも接点で負けない技術と、クリエイティブなサインプレーは早稲田ラグビーの真骨頂です。ライバルである明治大学へのリベンジマッチは、今シーズン最大のハイライトになることが約束されています。

4位:京都産業大学(関西大学リーグ)

関西の雄として不動の地位を築いている京都産業大学は、関東勢の牙城を崩す最右翼として高い人気を誇ります。昨季の選手権準決勝では明治大学に敗れはしたものの、強力なセットプレーと留学生を含めた突進力は全国屈指です。

「ひたむき」という言葉が似合う泥臭いプレースタイルと、伝統の強力スクラムは、見る人の魂を揺さぶります。関西大学リーグでの覇権を維持しつつ、悲願の大学日本一へ向けて、さらなるフィジカル強化が進んでいます。

2026年は、FWの強さに加えてバックス(BK)の展開力をどこまで向上させられるかが鍵となります。赤と紺のジャージが秩父宮や国立競技場で躍動する姿は、関西ラグビーファンの希望そのものです。

5位:東海大学(関東大学リーグ戦1部)

関東大学リーグ戦1部の盟主として君臨する東海大学は、安定した強さと多くのプロ選手を輩出する育成力で知られています。昨季の選手権では準々決勝で京都産業大学と激闘を演じ、わずかな差で涙を飲みました。

恵まれた体格を持つ選手が多く、「シーゲイルズ」の愛称通り、海風のような爽やかさと激しさを併せ持ったラグビーを展開します。リーグ戦での圧倒的な強さを選手権という大舞台で発揮し、決勝進出を果たすことが2026年の至上命令です。

フィジカルバトルで帝京や明治に対抗できる数少ないチームであり、ポテンシャルは計り知れません。悲願の大学日本一へ向けた「あと一歩」の壁をどう破るのか、新シーズンの戦いぶりに注目が集まります。

人気を左右する3つの要素とブランド力

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大学ラグビーの人気は、単なる試合の勝敗だけで決まるものではありません。なぜ特定の大学が長年にわたって愛され続けるのか、その背景にある「強さ以外の魅力」やファンの心理を深掘りします。

伝統の一戦とライバル関係の物語

「早明戦」や「早慶戦」に代表される伝統の一戦は、大学ラグビーの枠を超えた国民的なスポーツイベントです。2025年度の決勝が早明戦となったことで、そのブランド価値と注目度は再び最高潮に達しました。

こうしたライバル関係には、数十年におよぶ勝負の歴史と、先輩から後輩へと受け継がれる因縁が含まれています。ファンは単なる1試合を見るのではなく、その背後にある長いドラマやストーリーに感情移入しているのです。

2026年も、これらの定期戦や対抗戦は満員の観客で埋め尽くされることでしょう。OBやOG、そして一般のファンを巻き込む熱狂的な応援合戦も、人気チームを支える大きな要因となっています。

スター選手の存在と高校ラグビーからの系譜

花園(全国高校ラグビー大会)で活躍したスター選手がどの大学に進学するかは、ファンの最大の関心事の一つです。有名高校のキャプテンや高校日本代表クラスの選手が入部することで、その大学の注目度は一気に跳ね上がります。

特に近年は、1年生からレギュラー争いに食い込む「スーパー・ルーキー」の存在がチームの人気を押し上げています。彼らの成長過程を4年間かけて見守ることができるのも、大学ラグビーならではの楽しみ方と言えるでしょう。

2026年も、桐蔭学園や東福岡、大阪桐蔭といった強豪校出身の選手たちが、各大学のジャージを着てデビューします。彼らが新しい風を吹き込み、チームの戦術や雰囲気をどう変えていくのかに注目です。

戦術の進化と観る者を飽きさせないスタイル

人気のあるチームは、勝利への執着とともに、観客を魅了する独自のプレースタイルを持っています。早稲田の展開ラグビー、明治の縦突進、天理や京産のボールを動かす継続ラグビーなど、各校の「色」は明確です。

近年では、海外ラグビーのトレンドを取り入れた高度な戦術を採用する大学も増えてきました。キックを有効に使ったエリアマネジメントや、複雑なサインプレーからのトライは、戦術好きなコアなファンを唸らせます。

2026年は、ルール改正への対応や、分析技術の向上により、さらにスピーディーで緻密なラグビーが展開されるはずです。進化した大学ラグビーは、初めて観戦する人にもスリルと興奮を提供してくれるでしょう。

2026年シーズンの主役候補と注目選手

チームの人気を支えるのは、やはりグラウンドで輝く選手たちです。2026年シーズンにブレイク必至のポジションや、チームの勝敗を握るキープレーヤーたちの特徴について解説します。

ゲームを支配する司令塔(スタンドオフ)

大学ラグビーにおいて、勝敗の鍵を握るのは背番号10、スタンドオフ(SO)の存在です。試合の流れを読み、キックで陣地を挽回し、パスで味方を走らせる司令塔の出来が、チームの順位に直結します。

特に2026年は、正確なゴールキックと冷静な判断力を兼ね備えたSOを擁するチームが上位に進出するでしょう。プレッシャーのかかる場面でどれだけ落ち着いてプレーできるかが、名選手と凡選手の分かれ道となります。

各大学のSOがどのようなゲームメイクを見せるか、その一挙手一投足に注目してください。彼らの足元から放たれるキック一本が、大学選手権の行方を左右すると言っても過言ではありません。

突破口を開くフィジカルモンスター(No.8/センター)

膠着した戦況を打破するのは、圧倒的なパワーとスピードで相手ディフェンスを粉砕するボールキャリアーたちです。特にNo.8(ナンバーエイト)やセンター(CTB)には、チームの勢いを生み出す役割が求められます。

海外出身の留学生選手や、フィジカルを鍛え上げた日本人選手が激しく衝突するシーンは、ラグビーの醍醐味です。2026年は、帝京や明治だけでなく、リーグ戦グループの大学にも強力なランナーが多数在籍しています。

彼らがボールを持った瞬間のスタジアムの沸き立つような歓声は、現地観戦でしか味わえない興奮です。何人にタックルされても倒れない、あるいは華麗なステップで抜き去る彼らのプレーは必見です。

チームを鼓舞するキャプテンシー

学生スポーツである大学ラグビーでは、キャプテンのリーダーシップがチームの結束力に大きく影響します。苦しい時間帯に声を出し、体を張って仲間を鼓舞する主将の姿は、多くのファンの胸を打ちます。

2026年の各大学のキャプテンは、昨年の悔しさや喜びを知る世代が務めます。彼らがどのような言葉でチームをまとめ上げ、どのような姿勢で練習に取り組むかが、シーズンの最終結果を決定づけるでしょう。

試合後のインタビューで見せる涙や笑顔も、キャプテンという重責を担う者だけの特権です。チームの精神的支柱である彼らの振る舞いにも注目することで、ラグビー観戦の深みはさらに増していきます。

地域別に見る大学ラグビーの勢力図

大学ラグビーは関東と関西を中心にリーグ戦が行われていますが、それぞれのリーグには異なる特徴と文化があります。地域ごとの勢力図を理解することで、選手権に向けた戦いの全体像が見えてきます。

関東大学対抗戦Aグループの激戦

帝京、明治、早稲田に加え、慶應義塾、筑波といった伝統校がひしめくのが「関東大学対抗戦A」です。実質的な事実上の決勝戦とも言えるハイレベルな試合が、秋のシーズン開幕直後から毎週のように繰り広げられます。

このグループの特徴は、下位チームであっても上位校を食うポテンシャルを持っている点です。一戦たりとも気が抜けない厳しいリーグ戦を勝ち抜くことで、チームは選手権に向けて大きく成長していきます。

2026年も、上位3校の争いに加えて、慶應や筑波がどこまで絡んでくるかが焦点となります。伝統とプライドが激突する対抗戦は、大学ラグビーファンにとって最も熱い季節の到来を告げるものです。

関東大学リーグ戦1部の混戦

東海大学、流通経済大学、法政大学、日本大学などが所属する「リーグ戦1部」は、スピーディーで攻撃的なラグビーが特徴です。対抗戦グループに比べて、新興勢力や留学生を積極的に起用するチームが多く見られます。

近年は東海大学の1強状態が続いていましたが、流通経済大学や東洋大学などの台頭により、混戦模様を呈しています。どのチームも爆発的な攻撃力を持っており、大量得点が入るエキサイティングな試合が多く見られます。

フィジカルとスピードが融合したリーグ戦のスタイルは、見る者を飽きさせません。2026年は、東海大学の牙城を崩すチームが現れるのか、それとも王者が貫禄を見せるのかに注目が集まります。

関西大学Aリーグの復権

かつては同志社大学などが一時代を築いた「関西大学Aリーグ」ですが、近年は京都産業大学と天理大学の2強時代が続いています。しかし、関西学院大学や近畿大学なども着実に力をつけており、全体のレベルは向上しています。

関西のラグビーは、FWの激しさと展開力のバランスが良く、独自の進化を遂げてきました。特に関西のチームが関東の強豪を倒す「ジャイアントキリング」は、大学選手権における最大の盛り上がりポイントの一つです。

2026年は、京産大と天理大の優勝争いを軸に、古豪・同志社の復活や中堅校の躍進が期待されます。関西から日本一を目指す彼らの挑戦は、大学ラグビー界全体の活性化に不可欠な要素です。

未来を見据えた観戦ガイドと楽しみ方

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最後に、2026年の大学ラグビーをより深く楽しむためのポイントを紹介します。現地での生観戦から、将来の日本代表候補を探すスカウティング的な視点まで、楽しみ方は無限大です。

聖地・秩父宮と花園での現地観戦

ラグビーの魅力を肌で感じるには、やはりスタジアムでの生観戦が一番です。東京の秩父宮ラグビー場や大阪の花園ラグビー場は、大学ラグビーの聖地として、シーズン中は独特の熱気に包まれます。

選手同士がぶつかり合う激しい音、スタンドから湧き上がる校歌や応援歌、そしてノーサイドの瞬間の静寂と歓声。これらはテレビ画面を通してでは決して味わえない、現地ならではの感動体験です。

2026年はぜひ、お気に入りの大学のジャージやグッズを身に着けて、スタジアムに足を運んでみてください。試合前後のスタジアムグルメや、ファン同士の交流も、観戦の大きな楽しみの一つとなるでしょう。

次世代の日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」を探せ

大学ラグビーのフィールドには、将来の日本代表(ブレイブ・ブロッサムズ)を背負って立つ逸材が必ずいます。ワールドカップで活躍する選手の多くが、かつては大学ラグビーでしのぎを削っていました。

今のうちから「推し選手」を見つけて応援し続けることは、その選手が世界へ羽ばたいた時に大きな喜びとなります。U20日本代表に選出されている選手や、各リーグの個人賞受賞者は要チェックです。

2026年に活躍した選手たちが、数年後のワールドカップで日本の主軸になっている可能性は十分にあります。青田買い的な視点で試合を見ることで、大学ラグビーは「未来の日本ラグビー」を見る窓となるのです。

SNSと配信サービスでの情報収集

現代のラグビー観戦において、SNSや動画配信サービスの活用は欠かせません。各大学の公式アカウントでは、試合の裏側や選手の素顔、練習風景などが発信されており、チームへの親近感が湧いてきます。

また、J SPORTSなどの配信サービスを利用すれば、全試合をライブやアーカイブで視聴可能です。気になる試合を何度も見返したり、他会場の経過をリアルタイムでチェックしたりすることで、楽しみ方は倍増します。

2026年は、ハッシュタグを使って他のファンと感想を共有したり、解説動画で戦術を学んだりと、デジタルツールを駆使してラグビーを多角的に楽しみましょう。情報感度を高めることで、シーズンの深みが増すはずです。

まとめ

2026年の大学ラグビーは、選手権王者として君臨する明治大学、リベンジに燃える帝京大学と早稲田大学、そして虎視眈々と頂点を狙う京都産業大学など、かつてないほどの激戦が予想されます。

それぞれの大学が持つ歴史、戦術、そして選手たちの熱い想いが交錯するフィールドには、数え切れないほどのドラマが待っています。どのチームを応援するか迷っている方は、まずは一度試合を観て、その熱量を感じてみてください。

スタジアムで、あるいは画面の前で、若きラガーマンたちが描く筋書きのないドラマを一緒に目撃しましょう。あなたの声援が、彼らの背中を押し、新たな歴史を作る力になります。

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