大阪朝高ラグビー部メンバー|2026年の新チームの主軸と花園への道!

rugby ball (17) 高校大学ラグビー

冬の花園予選が終わり、高校ラグビー界は早くも新チームによる「新人戦」のシーズンを迎えています。多くのファンが注目する中、大阪の古豪・大阪朝鮮高級学校(大阪朝高)もまた、新たなスタートを切りました。部員数減少という逆境を跳ね返し、強豪ひしめく大阪で常に上位を争う彼らの姿は、見る者の心を震わせます。

2026年の大阪朝高ラグビー部は、どのようなメンバーで構成され、どんなラグビーを見せてくれるのでしょうか。直近の近畿大会予選で見せた圧倒的なパフォーマンスは、新チームのポテンシャルの高さを如実に物語っています。
先輩たちが残した「懸命」の精神を引き継ぎ、新たな歴史を刻もうとする選手たちから目が離せません。

この記事では、始動したばかりの2026年度チームの最新情報と、彼らを支える伝統の力について深掘りします。メンバー構成の特徴から、直近の試合結果、そして偉大なOBたちの活躍まで、大阪朝高の「今」を網羅しました。
読後には、今年の大阪朝高に対する期待感が最高潮に達し、彼らの試合を現地で応援したくなるはずです。

項目 内容
チーム状況 新チーム(1・2年生)始動・近畿大会予選快勝中
直近の戦績 大阪府予選準優勝(104回大会予選)
注目ポイント 少数精鋭のFW陣と伝統の「ミッション・ラグビー」
OBの活躍 李承信(日本代表)をはじめリーグワンに多数輩出

大阪朝高ラグビー部メンバー2026年の展望と新チームの可能性

2026年の大阪朝高ラグビー部は、前年からの主力が卒業し、新たなリーダーたちがチームを牽引する転換期にあります。
しかし、新チーム始動直後に行われた公式戦の結果を見る限り、その戦力ダウンを感じさせない力強さがあります。
ここでは、2026年シーズンのメンバー構成やチームの立ち上がりについて、具体的な事実に基づき分析します。

近畿大会予選で見せた42-5の衝撃的な強さ

2026年1月、新チームにとって最初の試金石となる「第77回近畿高等学校ラグビーフットボール大会」の大阪府予選が行われました。
ここで大阪朝高は、強豪・履正社高校を相手に42-5という圧倒的なスコアで勝利を収め、周囲を驚かせました。
新チームが発足してからわずかな期間で、これほど完成度の高いラグビーを展開できるのは、日頃の鍛錬の賜物です。

この試合では、FW(フォワード)の力強いコンタクトプレーと、BK(バックス)の決定力が噛み合っていました。
特に、相手ディフェンスを粉砕する接点での激しさは、大阪朝高の伝統である「前へ」出る精神を体現しています。
この勝利は、2026年シーズンに向けた最高のスタートダッシュであり、花園出場への期待を大きく膨らませるものでした。

少数精鋭を武器にする「ミッション・ラグビー」の継承

近年の大阪朝高ラグビー部を語る上で避けて通れないのが、部員数の減少という現実的な課題です。
2025年シーズンの時点で部員数は24名と報じられており、強豪校としては非常に少ない人数で戦っています。
しかし、彼らはその「少なさ」を結束力の強さに変え、一人ひとりが複数の役割をこなす万能性を身につけています。

「ミッション・ラグビー」と呼ばれる彼らのスタイルは、使命感を持って体を張り続ける泥臭さが特徴です。
2026年のメンバーもまた、この精神を色濃く受け継いでおり、個々のフィジカル強化に余念がありません。
交代枠が限られる中で80分間走り切るスタミナと、痛みを恐れないタックルは、今年も健在であると言えるでしょう。

新リーダーたちに求められる役割と期待

新チームの顔となる新3年生(現2年生)たちは、昨年の悔しい敗戦を肌で感じてきた世代です。
特に、花園予選決勝で涙をのんだ経験は、彼らのハングリー精神をより一層強固なものにしています。
具体的なキャプテンやリーダー陣の公式発表はこれからですが、攻守の要となるポジションの選手がチームを牽引するでしょう。

大阪朝高では伝統的に、No.8(ナンバーエイト)やSO(スタンドオフ)、CTB(センター)にリーダーシップのある選手が配置されます。
昨年のチームで2年生ながら試合に出場していた選手たちが、最上級生としてどれだけ成長しているかが鍵を握ります。
彼らが「声」と「プレー」の両面でチームを鼓舞できるかが、大阪の激戦区を勝ち抜くための生命線となります。

1年生(新2年生)の台頭と戦力の底上げ

チームの選手層が薄い大阪朝高において、下級生の成長はチーム力の向上に直結する重要な要素です。
すでに入部から1年近くを経て、高校ラグビーのフィジカルレベルに適応してきた新2年生たちの活躍が不可欠です。
特に、中学時代から大阪朝鮮中級学校などで連携を深めてきた選手が多く、チーム戦術への理解度が非常に高いのが特徴です。

新2年生の中から、スタメンに定着する選手が何人出てくるかが、長いシーズンを戦い抜くためのポイントになります。
FWのセットプレーを安定させる力持ちや、BKラインにスピードを加える決定力のある若手の台頭が待たれます。
上級生と下級生の垣根を超えた「ワンチーム」としての結束力が、今年の大阪朝高の最大の武器になるはずです。

大阪地区のライバル校との力関係分析

大阪には大阪桐蔭、東海大大阪仰星、常翔学園といった全国トップクラスの強豪校がひしめいています。
2026年の大阪朝高が花園への切符を掴むためには、これらの高い壁を越えなければなりません。
しかし、近畿大会予選での履正社戦の勝利は、大阪朝高がトップ層に肉薄する力を持っていることを証明しました。

ライバル校が部員数100名を超えるような大所帯であるのに対し、大阪朝高は少数ながらも個の強さで対抗します。
スクラムやモールといったセットプレーで優位に立ち、相手の体力を削って接戦に持ち込むのが彼らの勝ちパターンです。
春の大会、そして夏の菅平合宿を経て、秋の予選までにどこまでチーム力を高められるかが勝負の分かれ目となります。

卒業する3年生(2025年度)が残した偉大な功績

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2026年の新チームを語る前に、直前までチームを牽引し、後輩たちに道を示した3年生たちの功績を振り返る必要があります。
彼らは「部員不足」という最大の危機の中で、決して諦めない姿勢を貫き、大阪府予選準優勝という結果を残しました。
ここでは、新チームの精神的支柱となった前年度の主力選手たちと、彼らが残したレガシーについて解説します。

闘将・崔皇鳳(チェ・ファンボン)主将のリーダーシップ

2025年度チームを象徴する存在だったのが、主将でありNo.8を務めた崔皇鳳(チェ・ファンボン)選手です。
身長175cm、体重86kgという決して大柄ではない体格ながら、誰よりも激しく体を張り続けるプレーでチームを鼓舞しました。
彼は国体(国民スポーツ大会)の大阪府代表にも選出されるなど、個人の実力も全国レベルであることを証明しています。

崔主将のリーダーシップは、言葉だけでなく、苦しい場面で必ず前に出るその背中にありました。
「今日死んでもいいくらいの心構え」で試合に臨むという彼の言葉は、チーム全体に浸透し、鬼気迫るタックルを生み出しました。
彼の存在があったからこそ、大阪朝高は数的不利を感じさせない一体感のあるチームへと成長できたのです。

後輩たちは、崔主将が示した「どんな状況でも決して逃げない」という姿勢を間近で見てきました。
その精神的遺産は、2026年のチームにも間違いなく受け継がれ、苦しい時間帯を乗り越える力となるでしょう。

共同主将・申友暻(シン・ウギョン)の突破力

崔主将と共にチームを支えたのが、共同主将を務めたWTB(ウィング)/FB(フルバック)の申友暻(シン・ウギョン)選手です。
180cmを超える恵まれた体格とスピードを兼ね備え、幾度となく相手ディフェンスラインを切り裂くランを見せました。
彼の決定力はチームの大きな武器であり、苦しい展開でも「彼に回せば何とかしてくれる」という信頼感がありました。

バックスリーダーとして、ディフェンスの統率やエリアマネジメントでも高い能力を発揮していました。
明るいキャラクターでチームの雰囲気を盛り上げるムードメーカー的な役割も担っていたと言われています。
フォワードの崔、バックスの申という強力なダブルリーダー体制が、昨年の大阪朝高の快進撃を支えていたのです。

新チームのバックス陣にとって、申選手のプレー水準に追いつき、追い越すことが当面の目標となります。
彼のような絶対的なエースが育つかどうかが、2026年の大阪朝高の攻撃力を左右することになるでしょう。

「懸命」のスローガンが刻んだ記憶

2025年度チームが掲げたスローガンは「懸命」であり、その言葉通り、彼らは一戦一戦に命を懸けるような戦いを見せました。
特に第104回全国高校ラグビー大会の大阪府予選決勝では、敗れはしたものの、最後まで勝利への執念を見せつけました。
この試合での彼らの戦いぶりは、スタジアムの観客だけでなく、多くの高校ラグビーファンの記憶に深く刻まれています。

「懸命」という言葉は、単なる精神論ではなく、日々の練習から全力で取り組むという具体的な行動指針でした。
部員が少ないからこそ、一回一回の練習の質にこだわり、全員が全力を出し切る文化が根付いています。
この文化こそが大阪朝高の強さの源泉であり、メンバーが入れ替わっても変わることのないチームの核となっています。

2026年の新チームもまた、先輩たちが体現したこの「熱さ」を継承しつつ、新たな色を加えていくことになります。
「懸命」のバトンは、確かに次の世代へと渡され、新たなドラマを生み出す準備が整っています。

大阪朝高ラグビーの真髄「FWの強さと展開力」

大阪朝高ラグビー部を語る上で欠かせないのが、その独自のプレースタイルと戦術的な特徴です。
時代が変わっても色褪せない「大阪朝高らしさ」は、多くのラグビーファンを魅了してやみません。
ここでは、2026年チームにも期待される、彼らのラグビーの技術的・戦術的な強みについて解説します。

伝統の強力スクラムとモール

「大阪朝高といえば強力FW」と言われるほど、彼らのセットプレーには絶対的な自信と実績があります。
特にスクラムへのこだわりは並々ならぬものがあり、相手ボールのスクラムすら押し込んでターンオーバーを狙います。
足腰の強さはもちろんのこと、8人が一体となって低く刺さる技術は、高校生レベルを超越した完成度を誇ります。

ラインアウトからのモール攻撃も、彼らの重要な得点源の一つとして確立されています。
相手ゴール前でのラインアウトを得れば、迷わずモールを組み、塊となってインゴールになだれ込む姿は圧巻です。
この「重戦車」のようなFWの圧力があるからこそ、相手ディフェンスはFW近辺に人を割かざるを得なくなります。

2026年の新チームも、まずはこのFW戦での優位性を確立することからチーム作りを進めていくでしょう。
個々の体が大きくなくても、結束力と技術で大型FWに対抗できるのが、大阪朝高FWの真骨頂です。

近年進化するBKの展開ラグビー

かつてはFW偏重のイメージもあった大阪朝高ですが、近年ではBKの展開力も飛躍的に向上しています。
強力なFWが相手ディフェンスを引きつけたところで、俊足のBK陣がそのギャップを突いてゲインを切る形が定着しました。
正確なパスワークと、個々の突破力を活かしたアタックは、現代ラグビーのトレンドにも適応しています。

特に、キックを有効に使ったエリアマネジメントや、カウンターアタックの鋭さは年々増しています。
FWが作った密集戦でのアドバンテージを、BKがいかにスコアに結びつけるかという連携がスムーズです。
2026年チームも、FWの「縦」の突進とBKの「横」の展開を織り交ぜた、変幻自在なアタックを見せてくれるはずです。

この「剛」と「柔」の融合こそが、現在の大阪朝高ラグビーの最大の魅力であり、強さの秘訣です。
相手チームにとっては、FW戦でもBK戦でも気が抜けない、非常に厄介な対戦相手となっているのです。

強靭なメンタリティとフィットネス

技術や戦術以上に大阪朝高の強さを支えているのが、強靭なメンタリティと圧倒的なフィットネスです。
部員数が少ないため、主力の選手たちは試合中に交代することがほとんどなく、フルタイムを戦い抜く必要があります。
そのため、普段の練習から限界を超えるようなハードワークを課し、尽きることのないスタミナを養っています。

試合終盤、相手が疲れて足が止まりかけた時間帯でも、大阪朝高の選手たちは運動量を落としません。
むしろ、苦しい時間帯こそ「ここからが勝負」とばかりにギアを上げ、逆転勝利を収める試合も少なくありません。
この精神的なタフさは、一朝一夕に身につくものではなく、日々の厳しい規律と練習によって培われたものです。

2026年のメンバーたちも、この「走り勝つラグビー」を体現するために、現在も猛練習に励んでいることでしょう。
彼らのプレーからは、技術を超えた「魂」のような熱量を感じることができるはずです。

日本代表も輩出!リーグワンで輝くOBたちの系譜

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大阪朝高ラグビー部の「育成力」の高さを示す証拠として、卒業後にトップレベルで活躍する選手の多さが挙げられます。
大学ラグビーを経て、国内最高峰リーグ「リーグワン」や日本代表へと羽ばたくOBたちは、現役部員たちの大きな目標です。
ここでは、現在第一線で活躍している主なOBたちを紹介し、大阪朝高の育成環境の素晴らしさを紐解きます。

日本代表の司令塔・李承信(リ・スンシン)

大阪朝高OBの筆頭として挙げられるのが、コベルコ神戸スティーラーズに所属し、日本代表(ブレイブ・ブロッサムズ)でも活躍する李承信選手です。
彼は大阪朝高時代から天才的なSO(スタンドオフ)として名を馳せ、高校日本代表にも選出された実績を持ちます。
正確無比なキック、冷静な判断力、そして強気なゲームメイクは、世界を相手にする舞台でも遺憾なく発揮されています。

李承信選手の活躍は、在日コリアンのラグビー選手たちにとって、大きな希望と誇りになっています。
「大阪朝高からでも世界を目指せる」ということを実証した彼の功績は、現役部員たちのモチベーションを大いに高めています。
彼が帰省して母校のグラウンドに顔を出した際には、後輩たちにとってこれ以上ない刺激となることでしょう。

2026年のメンバーの中にも、彼のような「世界」を見据えてプレーする選手が現れることが期待されます。
偉大な先輩の背中を追いかけることで、大阪朝高のレベルはさらに引き上げられていくのです。

各チームで主力を張るOBたち

李承信選手以外にも、多くのOBがリーグワンの各チームで中心選手として活躍しています。
例えば、埼玉パナソニックワイルドナイツでSH(スクラムハーフ)として活躍する李錦寿(リ・グンス)選手などが挙げられます。
また、三菱重工相模原ダイナボアーズのPR(プロップ)安昌豪(アン・チャンホ)選手など、FWの職人も多数輩出しています。

彼らに共通しているのは、高校時代に培った「泥臭さ」と「チームへの献身性」をプロの世界でも持ち続けている点です。
派手なプレーだけでなく、密集での激しい働きや、味方を生かすための黒子的な動きが高く評価されています。
どの大学、どのチームに進んでも重宝される「ラグビー偏差値」の高さは、大阪朝高の指導レベルの高さを証明しています。

こうしたOBたちのネットワークは、現役生の進路選択や技術指導においても大きな財産となっています。
卒業後も母校との絆を大切にする「ファミリー」としての温かさも、大阪朝高ラグビー部の魅力の一つです。

大学ラグビー界での活躍

リーグワンだけでなく、大学ラグビー界でも大阪朝高出身の選手たちは存在感を放っています。
帝京大学、明治大学、東海大学、京都産業大学といった関西・関東の強豪大学に進学し、レギュラーを獲得する選手が後を絶ちません。
特に、大学選手権などの大舞台で、大阪朝高出身者同士が対戦するシーンは、ファンにとっても楽しみな瞬間です。

高校時代に「人数が少ない中でどう勝つか」を考え抜いてきた彼らは、戦術理解度が高く、大学の高度なラグビーにも素早く順応します。
また、フィジカル面でも大学トップレベルに引けを取らない基礎ができており、1年目から出場機会を得ることも珍しくありません。
2026年の3年生たちも、花園での活躍を経て、こうした強豪大学へと進んでいくことが予想されます。

まとめ:2026年大阪朝高ラグビー部の躍進を見逃すな!

2026年の大阪朝高ラグビー部は、部員不足という逆境をものともせず、力強いスタートを切りました。近畿大会予選で見せた42-5の快勝劇は、新チームのポテンシャルの高さを証明する最初の狼煙です。卒業した崔皇鳳主将らが築き上げた「懸命」の精神は、確実に新3年生・新2年生へと受け継がれています。

今年も「強力FW」と「決定力のあるBK」が融合した、見応えのあるラグビーを展開してくれることは間違いありません。
李承信選手をはじめとする偉大なOBたちの活躍も、現役生たちにとって大きなエネルギーとなっています。花園出場、そして全国での勝利を目指して突き進む彼らの姿は、私たちに「挑戦する勇気」を与えてくれるはずです。

ぜひ、スタジアムに足を運び、あるいは配信を通じて、大阪朝高ラグビー部の熱い戦いを応援してください。彼らが流す汗と涙、そして勝利の瞬間の歓喜を共有することで、ラグビーの素晴らしさを改めて体感できるでしょう。
2026年、エンジと紺のジャージが躍動するその瞬間を、決して見逃さないでください。

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